ベナンの風景

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更新日:2021年01月08日

このページでは、ベナン共和国の自然や景色、街並みや観光スポットなどを紹介していきます。

豊かな自然

ベナン共和国には、雄大な自然が広がっており、日本とはまた異なった魅力を感じることができます。

ベナン北部の様子

ベナン北部の風景

奥に見える建物ははタタソンバ(tata somba)と呼ばれる家です。

タタ(TATA)は「住居」を示す言葉で、ソンバ(SOMBA)はこの地域の民族であるソンバ族を意味します。

タタソンバは分厚い土壁でできていて、基本的に2階部分が住居スペースになっており、野生動物から身を守ると同時に、敵の襲来を上から確認することができます。

また、各居住部分の上に備え付けられている屋根を外すと、トウモロコシなどの穀物を保存できるようになっており、ネズミや害虫、外気から穀物を守ることができます。

大木は「バオバブ」という木です。

サン=テグジュペリの「星の王子さま」にも登場しています。

バオバブの木は、落葉すると、上下さかさまにみえることから、さかさまの木とも呼ばれ、親しまれています。

 

滝へ飛び込む様子

飛び込みをする様子

ベナン北部に位置するアタコラ県で滝壺に飛び込む様子です。緑に囲まれた滝はとても幻想的ですね。

ベナンの街並み

上空からみた景色

空から見た島の様子

ベナンには、周辺が湖に囲まれていて、船で水上移動をするような場所もあります。湖と緑のコントラストがとてもきれいですね。

タタソンバ

空からみたタタソンバ

豊かな自然でも紹介をしたタタソンバです。家の写真とは大きさや雰囲気が異なりますね。

近くで見ると、上から様子を確認したり、屋根を外すと収納ができるというつくりになっていることがわかりますね。

ベナンの観光地

ベナンの観光地として知られるスポットを紹介します。

ウィダ

帰らずの門

帰らずの門

ウィダは奴隷貿易に関する史跡も数多くあり、奴隷貿易の記憶を象徴する「帰らずの門」や、歴史博物館などで、ベナンの歴史に触れることができます。

また、ベナン発祥の宗教「ブードゥー教」の聖地としても知られ、蛇寺や聖なる森と呼ばれるスポットが人気です。

ガンビエ

ガンビエ

ガンビエの夕日

水上集落ガンビエは、アフリカ唯一の水上集落で、アフリカのベネツィアとも呼ばれています。

そしてこのガンビエでは、多くの人が漁を生業としています。

学校や病院などの施設も水上にあるそうです。

ガンビエを観光する際は、ボートや船で巡り、人々の生活を肌で感じることができます。

コトヌー

エトワールルージュ

エトワール・ルージュ

「赤い星」という意味です。中央には広場が、周辺は大型交差点として、車やバイクなど多くの車両が行き交っています。

広場では独立記念式典なども行われます。

コトヌーは、ベナン最大の都市で、官公庁や病院、商業施設、ホテルなどが集まっています。海岸沿いにはホテルもあり、観光客も宿泊するそう。コトヌーは大西洋岸に面しており、貨物船の往来もあり、活気のあるまちです。

アボメイ

アボメイには、ベナン共和国内で唯一のユネスコ世界遺産「アボメイの王宮群」があり、観光客が足を運んでいます。この王宮群は土製で、かつては竜巻により大きな被害を受けましたが、ベナン当局による復旧作業が行われ、現在の姿となりました。

街の入口には、アボメイ王国の王様の銅像もありますよ。