円空仏

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更新日:2024年12月19日

市指定有形文化財(彫刻) 幸手市郷土資料館

円空は、寛永9年(1632)美濃国(岐阜県)に生れた修験の僧で、寛文5年(1665)に生涯12万体の造仏を祈願して旅に出、元禄8年(1695)に没した。

円空の造る像は丸木や自然の材を生かした鉈彫りで、個性的な造形が特徴である。

埼玉県内ではこれまでに150体余が確認されており、日光道中や日光御成道沿いに多く、日光への旅の途中に造られたものと考えられる。

役行者像(刳抜き厨子入り)・不動明王像・衿羯羅童子・制吒迦童子(衿羯羅・制吒迦は同木から造像)・護法神像3体(内2体は同木から造像)の7体である。

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