民具資料館と子どもたち

民具資料館(東公民館に隣接)は、かつて市域で使用された農具や生活用具などを収蔵展示した施設です。常時開館していませんが、市内の小学校の児童のみなさんが、社会科学習のため利用しています。
(平成30年10月に幸手市郷土資料館が開館し、民具資料館は民具資料展示室として、常時開放しております)
先日、見学に訪れたさくら小学校の4年生のみなさんから感想文をいただきました。
小学生からの感想
- 「わたしは、たぬきの糸車を一年生で勉強しました。それに出てきた糸車があってびっくりしました。」
(職員から)昔話に出てきた本物の道具を見られて良かったですね。 - 「昔の道具を見て、昔の人たちは、機械ではなく自分の手でやっていたんだなと思いました。」
(職員から)そうですね。昔の人は、苦労が多かったのでしょうね。 - 「昔の人は、ロウソクとか提灯とか、電気を使っていないことが分かりました。」
(職員から)夜でも明るい今の生活の便利さを感じてくださいね。 - 「今の洗たく機は自動だけど、昔は自分の手で洗っていて、たいへんそうだと思いました。」
(職員から)洗たく板のことですね。家族が多い家はたいへんだったでしょうね。 - 「民具資料館に行って、今の方が使いやすい物と、昔の方が使いやすい物があると思いました。」
(職員から)確かにそうですね。道具には、人の知恵が詰まっていますね。 - 「“脇息”が見たいなと思っていて、本当に見られて、うれしくて家族に話しました。」
(職員から)「脇息」は、昔のひじかけですね。時代劇の好きな家族がいるのかな? - 「また、ほかの4年生が来ると思いますので、その4年生たちのめんどうをみてください。」
(職員から)わかりました。民具資料館を大切に守っていきます。
更新日:2020年04月30日