概要
1 総合振興計画とは
総合振興計画とは市政を運営するにあたって、全分野の施策を総括した市のまちづくりにおける最上位計画です。
市では計画を策定するにあたって特性や課題・社会情勢等を見極めながら、将来どのようなまちにしていくのか、また、そのためにはどのような取り組みをするべきか、市民と行政の役割を考え、市民と行政が協働してまちづくりを進めるための計画となっています。
2 総合振興計画の役割
1.計画的行政運営の指針(市側の視点)
幸手市の将来の振興発展を展望し、これに基づいた長期に渡るまちづくりに関する計画または具体的な施策の実施に当たっての指針になります。
2.市民等の活動の指針(市民やNPO、企業等の視点)
まちづくりには住民やNPO、企業等の民間団体の活動による協力が不可欠です。行政と市民等が共通の目標を持ちその達成のため協働していく指針になります。
3 幸手市の総合振興計画
1969年に第1次幸手町総合振興計画を策定し、約10年ごとに計画を見直し、1997年に策定した第4次総合振興計画が平成20年度をもって計画期間を満了しました。
これに伴い、平成21年度からの第5次総合振興計画を平成20年度事業として策定しました。
4 総合振興計画の構成
総合振興計画は「基本構想」と「基本計画」の2つのパーツから成り立ち、その実現のための具体的事業計画を別に「実施計画」で定めます。
1.基本構想
行政運営の最上位の構想であり、将来都市像や施策の大綱(政策体系)を定めます。第5次計画における基本構想の計画期間は平成21年度~平成30年度とします。
2.基本計画
基本構想実現のために市の課題解決に向けた各施策の計画を定めます。基本構想の計画期間10年を前期と後期に分け、前期計画期間は平成21年度~平成25年度、後期計画期間は平成26年度~平成30年度とします。
3.実施計画
基本計画で定めた施策の実現のため具体的な事業実施に係る年次計画で、毎年見直しを行いながら、事業を進めます。計画期間は3年とし、毎年度見直しローリングを行います。

更新日:2018年02月26日