幸手市公共施設等総合管理計画(素案)

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更新日:2024年04月18日

 「幸手市公共施設等総合管理計画(素案)」に関するパブリックコメントを、平成28年12月22日(木曜日)から平成29年1月25日(水曜日)まで実施しました。
 いただいたご意見の概要や市の考え方を次のとおり公表します。
 ご意見をお寄せいただきました皆様のご協力に、厚くお礼申し上げます。

意見提出状況

1 件名

幸手市公共施設等総合管理計画(素案)

2 意見募集期間

平成28年12月22日(木曜日)〜平成29年1月25日(水曜日)

3 実施結果

1名の方から21件のご意見をいただきました。

意見の概要及び市の考え方等
No. 意見の概要 市の考え方等
1 1.本市においては・・・
⇒多くの建物系公共施設が建設されていたことを述べるだけでなく、「市民生活の利便性向上や福祉の向上に寄与してきた」旨を追記してもよいのでは。
 御意見をいただきました「市民生活の利便性向上や福祉の向上に寄与してきた」につきまして、その旨を文中に追記いたします。
2 2.財政上厳しくなってきます。
⇒財政の厳しさではなく、課題を表記するほうがよいのでは。
「行う費用の確保が課題となっていきます」など
 ここでは、将来、人口減少や少子高齢化が進むことが見込まれる中で、現在あるすべての公共施設をそのまま維持していくとした場合には、多額の費用が掛かるため、財政的な負担が相当なものになること説明するために「財政上難しい」と表現していますので御理解いただきますようお願い申し上げます。
3 1.この計画の前段・経緯として「幸手市公共施設白書」との関係性も記入しては。  御意見をいただきました「幸手市公共施設白書」との関係性について、その旨を文中に追記いたします。
4 1.文章は簡潔に、図は明瞭に。
⇒本計画の対象範囲は、建築系とインフラ系のみであることを簡潔に文章で示し、施設名は図で示す。図は巻末(40ページ)の施設一覧で示された大分類で、建築系の施設名は施設名称を全て書き入れたほうが分かりやすいのでは。
 御意見をいただきましたとおり、対象範囲の文面は簡潔なものといたします。
 図については、体系図ということで、大分類を表示しており、対象施設の情報は巻末の「施設一覧表」で対応していますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
5 1.計画期間、目標を項目建てする
⇒目標については第3章3-3の1に記載されているが、本計画の数値目標であり、明確に表記したほうがよい。
 計画期間及び数値目標につきましては、当計画の核となります第3章への掲載が望ましいと考えていますので、御理解をいただきますようお願い申し上げます。
6 1.図2・図3は情報に重複あり。
工夫を。
⇒中分類・施設例・延床面積・延床割合・施設数を一元的に表記するのがよいのでは。
 重複した情報ですが、図2では円グラフで視覚的に
全体把握ができるように、図3では縦方向に施設・
延床面積・施設数を示し、個別把握ができるようにしており、それぞれ意味のあるものとして表示をしていますので御理解いただきますようお願い申し上げます。
7 2.図3 行政系施設の支所とは?  現在、幸手市に支所はありませんので、削除いたします。
8 2.図4、図5に関する分析に違和感あり。
⇒18市のうち、幸手市より人口の多い市は17市、行政面積が幸手市より
大きな市は7市である。人口に対する建築物の比較では、幸手市は人口が少ないのに一人あたりの延床面積は比較的高く、また、面積の大きな市も含めた平均値とほぼ同水準というのは幸手市の現実を投影できているか。さらに、全国平均と比べる意味は?情報として図式化はあってもよいが、埼玉県内の類似団体との比較では、「本市が保有する建築物系公共施設の延床面積を人口一人あたりに換算すると1人あたり2.50平方メートルとなり、18市の平均値とくらめるとやや高い水準である」と分析する方が正しいのでは。
3.財政的観点として、表1には各市の
予算規模も比較項目に併記する。
 類似団体との比較は、埼玉県下人口10万人未満の
市を対象といたしました。一人あたり延床面積は、
類似規模18市の平均値2.43平方メートルに対し、幸手市は2.50平方メートルという数字は、ほぼ同一と表現できるものとして表記したものでございます。
 また、公共施設等の老朽化問題は国全体の課題であるため、全国市町村との比較も行っているところでございますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
 さらに、予算規模も比較項目にとの御意見につきましては、今回は比較項目としては表記しませんが、今後のアセットマネジメントの推進における一情報として把握をしておきたいと思います。
9 1.新しい視点として「地区別」の情報を加える。
⇒幸手市内の地域別の人口、地区面積、施設の延床面積、施設数や住民一人当たりの延床面積などの情報を追記しては。
2.さらに、白書の「公共施設一覧」
「公共施設配置図」なども併記。
3.地区別の分析を文章化する。
 御意見をいただきました「地区別」の情報につきましては、今回の計画が市が保有する公共施設全体の総合的な管理を行うための基本的な方針という意味合いから、地区別の情報は記載していません。しかしながら、今後、施設の適正な配置等を検討していくということになった場合に、地区別の情報というのは必要不可欠なものでございます。今回の計画の策定にあたり
収集したデータを活用するとともに、更なる情報の収集と分析を行ってまいります。
10 1.幸手市の本当の課題は何かが浮かび上がってこない。
⇒本市の施設全体では、9割以上の耐震化が完了し、耐震化が図られていない施設への対応に検討が必要とあるが、適正な管理をすれば将来に大きな経費がかかるという課題を感じない。課題は6.1%に絞られるのではとの感想を持った。課題の表記に工夫が必要では。
⇒ 過去に「幸手市建築物耐震改修促進計画」を策定して旧耐震基準の建物については耐震改修工事を行ってきたこと、その結果として、少雨・中学校を始め9割の 建物で耐震化が終了していることなどを表記し、今後は庁舎など6.1%に対して早急な対応と、その他の建物については長寿命化を図って行く必要性を書き込 む、など。
 いただきました御意見のとおり、耐震化されていない施設への対応が重要でございますので、この部分が更に強調されるよう、文章を追記したします。
11 1.インフラ系公共施設の説明を
⇒ インフラ系公共施設がすでに個別に長寿命化計画や整備計画等によって進められていること、水路や道路整備の課題を表記したほうがよいのでは。
 いただきました御意見のとおり、インフラ系公共施設については、個別に計画を策定し、取り組んでいるものもございますので、その旨を文中に追記いたします。
12 1.本市の歴史をもう一歩掘り下げて記載を。  いただきました御意見のとおり、幸手市の人口について、これまでの経緯を表現することは、今後の人口の推移を見ていくうえで必要な情報であると考えますので、その旨を文中に追記いたします。
13 2.人口減少で問題となるのは割合か、人数か。年齢3区分の説明では、実数の記載も必要では。さらに、人口ピラミッド(人口ビジョン)図なども効果的に活用できるのでは。
3.第2章で新しい視点として取り上げた地区別人口の推移(人口ビジョン参照)なども情報化してはいかがか。
 No.7の御質問同様、今回の計画が全体的な視点から見ていること、また、今後の幸手市の人口がどのように推移していくのかを表現するのに、今回表示させていただいたグラフで御理解していただけるものと考えております。しかしながら、今後、施設の適正な配置等を検討していくということになった場合には、地区別の情報というのは必要不可欠なものでございますので、人口ビジョンのデータについては、今後の検討に活用してまいりたいと思います。
14 1.分析に違和感あり。
⇒人件費の抑制効果については、定員適正化計画による職員数管理や団塊世代の大量退職などの要因とともに、消防広域化の影響が大きいことも記載するほうがよいのでは。
2.普通建設事業費の
増加傾向の要因を具体的に表記する。
2.歳出の説明につきましては、表示したグラフの各費目を客観的に説明したものであり、要件を満たしているものと考えますので御理解いただきますようお願い申し上げます。
15 1.推計の説明は下段の試算条件の中で。
2.分析に違和感あり。
⇒第2章2-1(1)3(7ページ)で示された耐震化の状況と経費の関係性がよく分からない。市民が心配しているのは、この経費見積りである。
ソフトを使った機械的な計算といえども、市民の感覚ともう少しマッチする説明はできないか。
 今回の計画では、幸手市の公共施設の状況を市民の皆様に知っていただくために様々な情報を掲載しております。
 また、更新費用の推計は、多くの自治体が使用しているソフトを使用することで、統一的な考え方や比較検討が容易になるなどのメリットがございます。そして、推計結果につきましては、御意見をいただきましたとおり、結果が意味するものを追記いたします。
16 3.白書の「更新内容」「更新単価」情報は掲載できないか。 いただいた御意見のとおり、更新内容、更新単価についての表を追加いたします。
17 1.第3章は本計画の肝でありながら、非常にわかりにくい。整理を。
2.現状認識、マネジメントの基本的考え方、管理に関する基本的な考え方、統廃合の推進方針はもう少しコンパクトにまとめ、視覚的に捉えやすい表記を。
⇒計画期間、目標を明確化させる。第1章に記載した場合は重複。
⇒アセットマネジメントの基本的な考え方は第1章の計画の位置づけと重複。
3.体制の構築方針、フォローアップ方針はもっとコンパクトに。白書13ページ「今後の取り組みについて」の情報量で程度にまとめられないか。
 いただいた御意見のとおり、この第3章は、この計画の重要な部分でございますので、視覚的にわかりやすく、見やすいものにさせていただきます。
 また、基本的な考え方や体制の構築方針、フォローアップ方針などの表記につきましては、総務省指針との相関性を考慮して編集をしており、項目建て以外は模式図や概念図などで視覚的な表記を意図していますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
18 1.予防保全・長寿命化の推進によるライフサイクルコストの削減に、予防保全型の維持管理へ転換する」となるが、現状は?何から転換?
⇒今と何が変わるのかをわかりやすく明記してはいかがか。
 いただいた御意見のとおり、「事後保全型」から「予防保全型」への表記を追加させていただきました。
19 1.分類は中分類で。
2.ストックは耐震化率などの情報も。
⇒巻末資料でも可
3.コストは現状の決算によるフルコストを記載してほしい。
⇒巻末資料でも可
4.今後の方針は、前述の各基本方針で網羅できる部分は極力文章から削除し、施設群固有の方針に絞って掲載できないか。
 幸手市の施設数から、大分類での類型方針でまとめられるものと考えています。また、施設毎の耐震化やコストの情報につきましては、この計画のほかに施設毎 の詳細情報をまとめた「施設カルテ」を作成し対応を予定しておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
20 1.市役所
⇒整備はすでに重点プロジェクト事業となっている。かつ、6.1%の非耐震化施設のなかでも大きなウェートを占めている施設でもあり。記載が必要では。
 現状と課題の「ストック」の視点及び今後の方針アの部分で、施設の更新についての必要性を表記していますので御理解いただきますようお願い申し上げます。
21 1.各施設の個別情報の記載を。  巻末資料として、施設分類、施設名称、施設所在地、延床面積を表記した「施設一覧表」をつけていますので、これにより御理解いただきますようお願い申し上げます。

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電話 0480-43-1111 内線242 ファックス 0480-43-3783

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