令和4年度企画展『郷土資料館 雛まつり』

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更新日:2023年01月15日

郷土資料館が収蔵する古い内裏雛や裃雛などを展示しました

展示期間 :令和5年2月1日(水曜日)から3月26日(日曜日)まで

休館日:期間中の月曜日

ところ : 幸手市郷土資料館(幸手市大字下宇和田58-4)

入場無料

郷土資料館の収蔵資料には、幸手ゆかりの実業家 熊倉良助の愛娘の初節供に贈られた豪華な「御殿飾り雛」(左掲の写真)があります。

普段なじみ深い「段飾り」は江戸時代に始まり、江戸を中心に発展していきました。その一方で、上方では「御殿飾り」という形式の雛飾りが普及しました。明治時代から大正時代にかけて京阪神地域で人気が高く、太平洋戦争後には西日本一帯に流行しましたが、昭和30年代中ごろには「段飾り」の雛飾りに押され消滅していきます。

今回の企画展では、郷土資料館が収蔵するこの御殿飾り雛のほか、明治・大正から昭和初期に作られたと伝えられている内裏雛や裃雛のほか、幸手の際物師「松林斎亀山」作の台乗り人形など、これまで収集してきたさまざまな人形を、雛まつりの時期にあわせて展示します。

御殿飾り雛

裃雛

明治時代の内裏雛と裃雛(後列)・大正雛(前列)

内裏雛(昭和時代初期)

花咲爺

松林斎亀山作の台乗り人形

この記事に関するお問い合わせ先

幸手市郷土資料館

〒340-0125 埼玉県幸手市大字下宇和田58番地4
電話・ファックス 0480-47-2521

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