令和3年度企画展『幸手市郷土資料館 雛まつり』
郷土資料館が収蔵するお雛様を展示しました
展示期間 :令和4年2月1日(火曜日)から3月31日(木曜日)まで
休館日:期間中の月曜日および3月22日(火曜日) ただし3月21日(月曜日)は開館
ところ : 幸手市郷土資料館(幸手市大字下宇和田58-4)
入場無料

これは、幸手の実業家 熊倉良助ゆかりの「御殿飾り雛」です。
職人の技を尽くした御殿の迫力と、精緻な技巧を凝らした雛道具は、例年雛祭りの時期に展示し、大変好評をいただいています。
雛飾りは、現在では多様な形式がありますが、私たちに馴染み深い「段飾り」は江戸時代に始まり、江戸を中心に発展していきました。
一方、関西では「御殿飾り」という形式の雛飾りが普及しました。明治から大正にかけて京阪神地域で人気が高く、太平洋戦争後には西日本一帯に流行しましたが、昭和30年代中ごろには「段飾り」に推され消滅していきます(日本玩具博物館ホームページから引用)。
今回の企画展では、この「御殿飾り雛」のほか、昭和50年代に当時の幸手町が収集した雛人形をはじめ、郷土資料館の開館以降に収集したものまで、約40年にわたる収集事業の成果の一端を披露しました。


更新日:2022年02月02日