郷土資料館 令和3年度企画展 『彰義隊士 横山光造の陣笠』
展示期間:令和3年5月25日(火曜日)から7月18日(日曜日)まで
開催場所:幸手市郷土資料館 歴史展示室内 企画展示エリア

横山光造は、柳剛流の剣士です。
江戸時代の終わりに安戸村二本木(現 杉戸町本島)に生まれますが、慶応4年(1868)5月に起こった上野戦争で、彰義隊の11番隊組頭として新政府軍と戦い、さらに箱館戦争にも参加しました。その後、故郷にほど近い安戸(幸手市戸島)の地に落ち着き、剣術を教え、生涯を閉じます。
令和2年11月、ご子孫から横山光造が愛用したと伝えられる「陣笠」が市に寄贈されたことから、企画展を開催し公開するはこびとなりました。
幕末から明治維新へ ― 時代の荒波にその身を投じ、翻弄されながらも、剣の技をもって生き抜いた郷土ゆかりの横山光造と、彼が生きた激動の時代について理解を深めていただければ幸いです。
更新日:2021年11月03日