令和7年度特別展『幸手の宝もの 市指定文化財大集合!!』
市指定文化財のうち有形文化財を中心に展示します
展示期間 :令和7年11月1日(土曜日)から令和8年1月25日(日曜日)まで
期間中の休館日:月曜日(11月3日・11月24日・1月12日を除く)、11月4日(火曜日)・11月25日(火曜日)・1月13日(火曜日)および年末年始(12月29日から1月3日)
ところ : 幸手市郷土資料館(幸手市大字下宇和田58-4)
入場無料
この展示では、幸手市が誇る市指定文化財を紹介します。これらの文化財は、私たちの地域の歴史や風土、そして人びとの営みを今に伝える、かけがえのない宝物です。
円空仏
令和7年(2025)は、昭和25年(1950)の文化財保護法の施行から75周年にあたります。この法律は、文化財を保存し、かつ、その活用を図り、これをもって国民の文化的向上に資するとともに、世界文化の進歩に貢献することを目的に定められました。
この法律に基づき、当時の幸手町は、文化財保護条例を昭和47年(1972)3月21日に施行しています。その目的には、区域内にある文化財を保存し、かつ、その活用のため必要な措置を講じ、郷土に対する認識を深めるとともに、文化的向上に資することが定められています。
この条例に基づき、昭和58年(1983)3月24日、11件の文化財がはじめて指定文化財として指定され、令和7年(2025)3月現在、合計35件の文化財が指定されています。
浜田得一撮影幸手町記録写真集
今回の特別展では、これら市指定文化財のうち、有形文化財を中心に紹介し、市民のみなさまに郷土の歴史に対する認識を深めていただきたいと思います。
文化財は、単なる過去の遺物ではありません。それは、地域のアイデンティティを形づくる「生きた資源」であり、私たちの暮らしや学び、そして地域づくりに活かすことができる存在です。
今回の展示を通じて、文化財の持つ魅力と価値を再発見し、幸手の未来へとつなげるきっかけとなれば幸いです。
権現堂堤修復絵馬
伝 彰義隊士横山光造所用陣笠
一色照直寄進状
中村家文書



更新日:2025年11月01日