令和6年度企画展『幸手と杉戸の古墳時代-下総台地の集落と墓-』
幸手と杉戸の共催企画展を開催します
展示期間
幸手会場:令和6年5月25日(土曜日)から7月15日(月曜日・祝日)まで
杉戸会場:令和6年7月28日(日曜日)から8月31日(土曜日)まで
期間中の休館日
幸手会場:7月15日を除く月曜日
杉戸会場:8月12日を除く月曜日および8月13日(火曜日)
ところ
幸手会場:幸手市郷土資料館(幸手市大字下宇和田58-4)
杉戸会場:杉戸町文化財展示室(杉戸町大字木津内524エコ・スポいずみ内)
入場無料
幸手市と杉戸町では、江戸川右岸の下総台地で古墳時代の遺跡が調査されています。幸手市では、槙野地北遺跡を中心に土師器や須恵器など多くの土器が出土し、大規模な集落が営まれていたことが判明しました。杉戸町では、20基以上の古墳からなる目沼古墳群がつくられ、数多くの埴輪や、鈴杏葉(すずぎょうよう)などの副葬品が出土しています。
両市町の古墳時代はそれぞれ「集落」と「墓」という異なる顔を見せていますが、お互いに深く関係しあっていたと考えられ、市町の垣根を取り払うことで、当地域の古墳時代の姿をより鮮明に知ることができます。
今回の展示は、幸手市と杉戸町それぞれの会場を巡回しますので、この機会に是非ご見学ください。
下総台地の空中写真
槙野地出土土師器 目沼古墳群出土鈴杏葉
更新日:2024年05月21日