水資源

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更新日:2020年03月27日

利根川の恩恵

    利根川は多様な水源として、産業や生活を支えています。

利根川の恩恵

出典:利根川下流河川事務所資料

水資源の開発

    利根大堰は、昭和30年代の首都圏の水不足をきっかけとした利根導水建設事業によって造られました。この事業により利根川に在った複数の農業用水と上水の取水施設が集約されました。埼玉県でも農業用水の再編と合理化を進め、ほ場・用水路 ・パイプラインなどの整備を行うとともに、工業用水や上水道の整備を行いました。利根川流域の水需要は旺盛で、夏だけでなく冬でも渇水が度々生じています。

利根川水系・荒川水系の水資源開発現況図

出典:埼玉県企業局資料

水資源の配分

    水資源の利用では、水利権と呼ばれる権利によって使う水の配分が決められており、その内容は大変複雑なものとなっています。そのため、余った水を別の目的に転用するといった調整ができず、不足を新たな開発でまかなう方法がとられてきました。

排水の処理

    水が生活で使われた後、その排水は、倉松川などに放流されるか、下水道(中川流域下水道)を通って中川水循環センター(三郷市)で処理された後に中川に放流されます。


    雨水排水は倉松川・権現堂用水路などに放流されています。道路などからの汚れも雨水とともに流れていきます。
    田・畑で用いた農薬や肥料は水路に流入しており、それによる環境への負荷は小さくありません。

生活排水

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