ペット防災【同行避難】について

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更新日:2023年09月14日

ペット防災【同行避難】について考えよう!

災害発生時に大切なことは、まず自身の安全確保を行うことです。飼い主が無事でなければ、ペットの安全を守ることはできません。ペット防災の基本は、飼い主が責任をもって対応することです。いつ災害が発生しても対応できるように、普段から考え、備えておきましょう。 事前に考えておくことが大切(2匹の犬のイラスト)

ペットの『同行避難』って?

同行避難とは、災害発生時に飼い主がペットを同行して、避難所等まで安全に避難することです。避難所等において人とペットが同一の空間で居住できることではありません。

日頃からできることを実践しておこう!

災害時に慌てないために

  • 避難所等、避難経路の確認を家族で共有しておきましょう。
  • 備蓄品の用意をしましょう。

(フード、水、常備薬、トイレ用品、首輪とリード、健康手帳、動物の写真など)

飼育頭数を考えよう

同行避難できる頭数には限界があります。よく考えて適正な頭数を飼いましょう。既に複数頭を飼育している場合は、親戚や友人などに預かってもらうお願いをしておくこと迷子になっても身元が分かれば大丈夫(迷子札、犬、猫のイラスト)が大切です。

動物の管理としつけ

身元表示

  • ペットが逃げ出してしまうことがあります。飼い主の元に戻れるよう、身元表示をしましょう。
    (犬は狂犬病予防法により鑑札・注射済票の装着が義務付けられています)
  • 動物の種類に応じて、マイクロチップ、迷子札、耳標、足環を利用しましょう。

健康管理

ペットの体を清潔に保ち、狂犬病予防注射(犬)、混合ワクチン、ノミなどの外部寄生虫の駆除を行いましょう。

しつけ

  • 普段からケージに入れる練習をして、いざという時に速やかに避難できるようにしましょう。ケージに慣れておけばストレスの減少につながります。
  • 無駄吠えしない、飼い主の指示に従うなど、基本的なしつけができているようにしましょう。

同行避難?お留守番?知人に預ける?

飼い主が避難する場合であっても、必ずしもペットを同行することがよいこととは限りません。災害の種類、避難時期、避難期間などを考慮して判断しましょう。それぞれ次の例のようなリスクが考えられます。

同行避難

  • 他の飼い主のペット同士のトラブルになってしまう。
  • 慣れない環境によるストレスから、体調を崩してしまう。
  • 動物がいることにより、避難生活上での癒しになる得る一方、動物が苦手な人、アレルギーを持つ人、幼い子供などいろいろな人がいます。吠えてうるさい、咬まれた、毛が飛んできて不衛生といったことにより、トラブルになることがあります。

お留守番

  • 管理する人がいないため、食事や衛生管理が滞ってしまう。
  • 被災の影響で逃げ出してしまい、野生化してしまう。
  • ペットの様子を見に自宅に戻った際に、被害にあってしまう。

知人に預ける

  • 知人も被災している可能性があり、依頼できない。
  • 知人に預けるための手段が確保できない。
  • 薬を投与している場合など、管理が行き届かない場合もある。避難方法もいろいろ(四葉のクローバーを持った猫のイラスト)

自助・共助が大切です!

災害発生時の求められる対応として、自らが自身、財産を守る「自助」、地域の人と助け合う「共助」、公的な機関による対応の「公助」があります。

災害発生時においては公的な支援が被災地域に十分に行き届くまでには時間がかかります。その際に大切なことは「自助」「共助」になり、これは動物を守る際も同じです。

普段からご近所の方々と良好な関係を築けるよう、飼育マナーに配慮し、被災時にはお互いが協力して避難できるようにしましょう。

また、緊急時に動物を預かってくれる方(親戚、友人)を確認しておきましょう。特に多頭飼育の方については、飼い主だけで同行避難することが難しくなるため、あらかじめ準備・確認しておくことが大切です。

助け合いが大切(インコ、猫、うさぎ、ハムスター、犬とこどもたちのイラスト)

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