郷土資料館 令和4年度第3回企画展『明治天皇幸手行在所-中村家の資料-』
展示期間:令和4年7月20日(水曜日)から令和4年9月25日(日曜日)まで
休 館 日:月曜日(ただし9月19日は開館)と9月20日(火曜日)
開催場所:幸手市郷土資料館 歴史展示室内 特別展・企画展示エリア
明治天皇は、明治5年(1872)から明治18年(1885)までの間に、6回、日本全国を巡幸しました。このうち、明治9年(1876)の東北地方への巡幸(奥羽巡幸)と、明治14年(1881)の山形・秋田・北海道への巡幸(山形県・秋田県・北海道巡幸)のとき、幸手に宿泊しています。
明治9年の巡幸の際は、江戸時代に幸手宿本陣を勤めた「知久家」、明治14年の巡幸の際は、幸手宿右馬之助町の「中村家」が行在所となりました。
また、明治29年(1896)10月に鷲宮で行われた、近衛師団小機動演習天覧のため3日間幸手に滞在し、その際行在所となったのも「中村家」でした。
「明治天皇幸手行在所」の歴史をもつ中村家には、明治天皇から下賜された「御紋散三ツ組盃」をはじめ、明治天皇ゆかりの資料が伝えられ、大切に保存されてきました。
今回、この貴重な資料を所蔵者のご厚意により展示する運びとなりました。
明治天皇の巡幸と近代における幸手の歴史について、この機会に是非ご覧ください。
企画展パンフレットはこちらから

御下賜品および御使用品

ありし日の中村家の正門

御紋散三ツ組盃(中村家所蔵)

行在所の建札(中村家所蔵)
更新日:2022年08月08日