「食品ロス」を減らそう！
「食品ロス」ってなあに？
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。食品ロスは、日本で年間「約472万トン」と推計され、日本の人口1人当たり1日「お茶碗約1杯分（103g）」が毎日捨てられている計算になります。
食品ロスは、大部分が生ごみとして焼却処理されるためCO2排出や焼却後の灰の埋め立てなどによる環境負荷も考えられます。
10月は「食品ロス削減月間」です
令和元年10月1日に施行された「食品ロスの削減の推進に関する法律」では、「食品ロスの削減」を「まだ食べることができる食品が廃棄されないようにするための社会的な取組」と定義し、住民の皆さんの間に広く食品ロスの削減に関する理解と関心を深めてもらうため、毎年10月を「食品ロス削減月間」、10月30日を「食品ロス削減の日」と定めています。
食品ロスを減らす工夫
■ご家庭編
○適切に保存する
食品に記載された保存方法に従って正しく保存し、一度に食べきれない食材は、冷凍や乾燥などで下処理をする。小分け保存などして食材を長持ちさせる工夫を。
○食材を上手に使いきる
残っている食材から使いきり、作り過ぎて残った料理は、リメイクレシピなどで工夫を。
○食べきれる量を作る
家族の健康や体調、予定も配慮し、食べきれる量を作る。
○テイクアウトを活用する
飲食店などが、仕入れた食材を無駄にしないために行っているテイクアウトを活用する。自宅にいながら、プロの味わいを楽しみましょう。
○インターネット販売を活用する
イベントの中止や飲食、食品販売時間縮小などで、引取り手がなく捨てられそうな新鮮な農作物、加工食品を安価で販売するインターネットサイトを活用する。
■お買物編
○買物前に食材をチェック
無駄をなくすため、買物前に冷蔵庫や食品庫にある食材を整理、確認する。
冷蔵庫の中身をメモ書きや携帯、スマホで撮影し、買物時の参考にする。
○必要な分だけを買う
まとめ買いを避け、使う分、食べられる量を買う。
○期限表示を知って賢く買う
利用予定と照らして、期限表示を確認し、すぐに使う食品は手前から取る。
※消費期限の短いものから棚の手前に置いてあることがあります。お店で食品ロス削減にもつながるので、ご協力をお願いします。
生ごみを出すときは水切りを
生活の中で食品ロスを減らす工夫をしても、生ごみをゼロにすることは難しいと思います。
しかし、生ごみの処理は、焼却処理をします。生ごみは水分を多く含み燃えにくいので、燃料をより多く使用することもあります。
皆さんにご協力いただきたいことは、生ごみを燃やせるごみとして出すときは、水をよく切って水分を減らすようにお願いします。
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更新日：2024年08月23日