地震に対する日ごろの備え

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更新日:2022年08月01日

日ごろの備えと心構え

 地震による被害を最小限に食い止めるためには、それぞれの家庭での日ごろの備えやいざというときの心構えなどが重要な役割をはたします。地震が発生したとき一人一人がどのような行動をしたらよいかを家族で日頃から話し合っておくことが大切です。

日ごろの点検と安全確認

 火の始末、初期消火の方法、そして、飲料水・非常食料など非常時に持ち出す物の用意や点検、役割などを具体的に決めておきましょう。また、火を使う器具を定期的に点検したり、倒れやすい家具には転倒防止器具を取り付けたり、ブロック塀や門柱が倒れないよう修理や補修をしておくなど家の周りの安全確認も大切です。

地震による火災を防ぐために

過去の大震災における火災の半数以上が電気に関係しています

東日本大震災における本震による火災のうち、原因が特定されたものの過半数が電気火災でした。

幸手市においても、大きい地震が発生した際には、電熱器具(ストーブ、ヒーターなど)からの出火、電力復旧時には、電熱器具のほか、断線したコード・ケーブル類からの出火(通電火災)が予想されます。

電気火災を防ぐには、避難時にブレーカーを遮断することが効果的ですが、大地震発生時に、とっさに行動し、ブレーカーを遮断することができるとは限りません。このようなことから、地震による電気火災を防ぐためには、感震ブレーカーが有効な手段です。

感震ブレーカーとは

設定値以上の地震の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。

感震ブレーカーの種類
種類 特徴 注意点等
分電盤タイプ(内蔵型) 分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーを切って電気を遮断します。

電気工事が必要。

分電盤タイプ(後付け型) 分電盤に感震機能を外付けするタイプで、センサーが揺れを感知し、ブレーカーを切って電気を遮断します。

電気工事が必要。

漏電ブレーカーが設置されている場合に設置可能。

コンセントタイプ(埋込型) コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断します。(壁面などに取付て使用します。)

電気工事が必要。

コンセントタイプ(タップ型) コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断します。(既存のコンセントに差し込んで使用します。)

電気工事が不要。

簡易タイプ ばねの作動や重りの落下などにより、ブレーカーを切ることで電気を遮断します。

電気工事が不要。

感震ブレーカーの設置に際しては、急に電気が止まっても困らないための対策と合わせて取り組みましょう

生命の維持に直結するような医療用機器を設置している場合、停電時に対処できるバッテリー等を備えてください。

夜間の照明確保のために、停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を備えてください。

参考

この記事に関するお問い合わせ先

くらし防災課
〒340-0192 埼玉県幸手市東4-6-8
電話0480-43-1111 
防災担当(内線582・583・584)
危機管理担当(内線582・583・584)
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交通安全・防犯担当(内線586・587・588)

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