子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種について
HPVワクチンについて
小学校6年生~高校1年生相当の女子を対象に、子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐワクチンです。対象者は公費で接種を受けることができます。
現在、公費で受けられるHPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類です。
一定の間隔を空けて、同じワクチンを2回又は3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは接種する医療機関にご相談ください。
接種することができるワクチンの種類
・サーバリックス(2価)
2回目は、1回目接種から1か月あけて接種
3回目は、1回目接種から6か月あけて接種(2回目から5か月あけて接種)
・ガーダシル(4価)
2回目は、1回目接種から2か月あけて接種
3回目は、1回目接種から6か月あけて接種(2回目から4か月あけて接種)
・シルガード(9価)
2回目は、1回目接種から2か月あけて接種
3回目は、1回目接種から6か月あけて接種(2回目から4か月あけて接種)
接種対象者
幸手市に住民登録している小学校6年生~高校1年生相当年齢の女子
・標準的な接種は中学校1年生
通知対象者
令和6年度は4月上旬に新中学1年生と新高校1年生になる女子に通知文と予診票を送ります。
接種回数・接種間隔
サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)については接種回数は全部で3回ですが、シルガード(9価)については接種開始日年齢によって接種回数が異なります。
接種開始日年齢が15歳未満
・接種回数が2回の場合
初回から2回目までの接種間隔は最低5ヶ月以上空けます。
・接種回数が3回の場合
初回から2回目までの接種間隔が5ヶ月未満。2回目から3回目は最低3か月以上空ける。
注意)ただし、サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)ワクチンとの交互接種になる場合は、3回接種になります。
接種開始日年齢が15歳以上~高校1年生相当まで
同じ種類のワクチンで接種を完了することを原則としますが、医師と被接種者等がよく相談した上で残りの回数をシルガードに変更しても差し支えないことになっています。ただし、接種回数は全部で3回になります。
接種費用
無料
※ただし、接種対象者で、市の委託医療機関で受ける場合
予防接種を受ける場合
1. 子宮頸がん予防ワクチンについての有効性及び安全性、リスクについて十分に理解してください。
2. 幸手市健康増進課(ウェルス幸手内)に予診票を取りに来てください。
持ち物 母子手帳(接種歴を確認させていただきます)
3. 実施医療機関で個別接種をしてください。
接種を希望する場合には予防接種の有効性及び安全性、リスク等について十分に理解した上で接種についてご判断ください。なお、同ワクチンの効果やリスクについては下記の資料をご参照ください。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
実施医療機関
実施医療機関へ事前に予約の上、市から配布された説明等をよく読んで接種を受けてください。
市内実施医療機関
市内予防接種実施医療機関一覧(令和7年3月15日現在) (PDFファイル: 155.5KB)
その他の実施医療機関
・埼玉県内の市外医療機関で接種を希望される方は「埼玉県住所地外定期予防接種(インフルエンザを除く)相互乗り入れ接種協力医療機関名簿」に掲載がある場合には無料で受けられます。
・埼玉県小児医療センターで受ける場合には、依頼書の発行手続きが必要です。事前に健康増進課へご連絡ください。
HPVワクチンのキャッチアップ接種等におけるワクチン不足による経過措置について
対象者
平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれまでの女子で令和7年3月31日までに1回以上接種を受け、必要な回数が終わってない方
接種回数・間隔
同じ種類のワクチンで接種を完了することを原則としますが、医師と被接種者等がよく相談した上で残りの回数をシルガードに変更しても差し支えないことになっています。ただし、接種回数は全部で3回になります。
接種の期間
令和8年3月31日まで
この記事に関する問い合わせ先
健康増進課
〒340-0152
埼玉県幸手市大字天神島1030-1(ウェルス幸手内)
電話 0480-42-8421 ファックス 0480-42-2130
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更新日:2024年04月01日