地域医療ネットワークシステム「とねっと」

  利根保健医療圏(7市2町)の枠組みによる「とねっと」システムは、令和5年度末(令和6年3月31日)をもって終了となります。

  事業終了の詳細は下記のリンクをご覧ください。

  なお、参加者の皆さまに対しては、後日とねっと事務局からご案内を送付する予定です。

「とねっと」は2017（平成29）年度にシステム更新を行い、2018（平成30）年度に新「とねっと」として生まれ変わりました。

新たに歯科医療機関、調剤薬局にも参加していただき、幅広い医療連携を行っていきます。

カードをチップ化することで、救急時に救急隊の「とねっと」システムへのアクセススピードが速くなり、救急搬送時間が短縮されます。

(注記) 既にかかりつけ医カードの発行を受けた方へ

2018年3月31日までに、「かかりつけ医カード」の発行を受けた方は、ICチップの登録を無料で行います。かかりつけ医カードをお持ちになり、健康増進課（ウェルス幸手）までお越しください。登録には5分程度かかります。

血圧や体重、血糖値などを「とねっと」健康記録に日々登録することで、医療機関を受診した際に、医師の先生にその記録を見てもらい、アドバイスを頂くことができます。また、例えば旅先での体調不良の時、県外の救急医療機関を受診したした際も自身のスマートフォンに登録内容を表示し、提示することでスムーズな治療を受けることができます。

これまでのシステムでは、中核病院が登録した医療情報をかかりつけ医の先生が参照して治療に役立てる医療連携でしたが、これからは、かかりつけ医からも調剤薬局や検査会社を通じて医療情報を登録できるようになるため、中核病院とかかりつけ医の医療連携がさらに深まり、より安全で安心な治療を受けることができます。

往診医の先生が、「とねっと」に登録されている情報の中から、介護に携わっている訪問看護師やケアマネジャーなどが必要としている情報を翻訳し、在宅医療介護連携システム（MCS）へ書き込み、一方、MCSに書き込まれている内容を「とねっと」へ取り込むことで、医療・介護の現場で多職種による連携が可能となり、より質の高い医療・介護サービスを受けることができます。

（注記）MCSとは・・・在宅患者に関わる医師、歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネジャーなどの多職種がグループを作り、情報交換ができるコミュニケーションツールです。

上記のほか、小児の食物アレルギー情報を「とねっと」へ登録しておくことで、救急時に救急隊がアレルギー情報を事前に搬送先の医療機関へ伝達でき、迅速な救急搬送にも役立っております。

(1) 利根保健医療圏域内（行田市、加須市、羽生市、久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、宮代町、杉戸町）に在住する住民（患者）の方

(2) 「とねっと」参加（利用）説明書及び利用規約に同意していただける方

「とねっと」参加（利用）同意書の配布場所

（1）保健福祉総合センター（ウェルス幸手）内の健康増進課

（2）「とねっと」参加医療機関

申し込み方法

（1）保健福祉総合センター（ウェルス幸手）内の健康増進課に持参

（2）協議会事務局まで郵送で提出

（注記）同意書の提出と併せて、本人の氏名、住所、生年月日が確認できる書類（免許証、保険証等）を提示してください。郵送する場合はコピーを同封してください。

同意書提出後、約2週間で「かかりつけ医カード」を郵送します。

かかりつけ医カードがお手元に届いたら、「とねっと」参加医療機関で受診される場合や、人間ドックを受けられる場合、お薬を処方される場合等に「かかりつけ医カード」を受付に提示してください。医療機関へカードを提示することで、医療情報が「とねっと」に登録されます。もちろん、万が一の場合のときも、救急隊へカードを提示してください。

2018年3月31日までに、「かかりつけ医カード」の発行を受けた方は、ICチップの登録を無料で行います。かかりつけ医カードをお持ちになり、健康増進課（ウェルス幸手）までお越しください。登録には5分程度かかります。

救急隊から次のような活用事例が報告されています。

埼玉利根保健医療圏医療推進協議会事務局

〒347-0031 加須市南町5-15(埼玉県加須保健所内)

電話：0480-63-0003 

お問い合わせは、平日9時から17時まで(土曜日・日曜日・祝日・休日・年末年始を除く)