感染症のリスクを高める5つの場面と冬場の感染症対策について

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更新日:2020年11月18日

新型コロナウイルス感染症のクラスター(集団感染)の特徴について、分析した結果分かったことを、内閣官房が発表しました。

年末年始は、忘年会や新年会など会食の機会が増える時期です。一人ひとりが意識をして、感染症を予防しましょう。

感染症のリスクを高める5つの場面

場面1:飲酒を伴う懇親会等

感染症のリスクを高める5つの場面_1
  • 飲食の影響で注意力が低下する。また、聴覚が鈍くなり、大きな声になりやすい。
  • 特に敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると、感染リスクが高まる。
  • また、回し飲みや箸などの共用は感染リスクを高める。

場面2:大人数や長時間に及ぶ飲食

感染症のリスクを高める5つの場面_2
  • 長時間におよぶ飲食、例えば深夜のはしご酒では、昼間の通常の食事に比べて、感染リスクが高まる。
  • また、大人数例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。

場面3:マスクなしでの会話

  • マスクなしに近距離で会話をすることで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。
  • マスクなしでの感染例としては、昼カラオケや野外のバーベキューでの事例が確認されている。
感染症のリスクを高める5つの場面_3の1
感染症のリスクを高める5つの場面_3_2

場面4:狭い空間での共同生活

  • 狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まる。
  • 寮の部屋やトイレなどの共用施設での事例が確認されている。
感染リスクが高まる5つの場面4の1
感染リスクが高まる5つの場面4の2

場面5:居場所の切り替わり

  • 仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、気のゆるみや環境の変化により、感染リスクが高まることがある。
  • 休憩室、喫煙室、更衣室での事例が確認されている。車やバスで移動する際の車内でも注意が必要。
感染リスクが高まる5つの場面5の1
感染リスクが高まる5つの場面5の2

感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫

飲酒をするとき

  1. 少人数・短時間で
  2. なるべく普段一緒にいる人と
  3. 深酒・はしご酒はひかえ、適度な酒量で

食事のとき

  1. 箸やコップは使い回さず、一人ひとりで
  2. 席の配置は斜め向かいに(正面や真横はなるべく避ける)
  3. 会話をする際はなるべくマスクを着用
  4. 換気が適切にされているなどの工夫をしている、ガイドラインを遵守したお店で
  5. 体調が悪い人は参加しない 

冬場の感染症対策について

1.基本的な感染症対策の実施

  • マスクを着用する
  • 1mを目安に人との距離を保つ
  • 3密を避ける、大声を出さない

2.寒い環境でも換気の実施

CO2センサーの画像
  • 機械換気による常時換気をおこなう。
  • 機械換気が設置されていない場合は、室温が下がらない範囲で常時窓を開ける。(室温は18℃を目安に)
  • 連続した部屋等を用いた2段階の換気も考えられる。(使用していない部屋の窓を大きく開ける)
  • 飲食店等で可能な場合は、CO2センサーを設置し、二酸化炭素濃度をモニターし、適切な換気により1000ppm以下を維持する。

 

3.適度な保湿(湿度40%以上を目安に)

  • 換気しながら加湿をおこなう。(加湿器の使用や洗濯物の室内干し)
  • こまめな拭き掃除をおこなう。

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