令和7年度幸手市子ども議会(開催報告)

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更新日:2026年03月02日

令和8年1月26日(月曜日)【~未来へのメッセージ~私が思う「笑顔で暮らせるまち・さって」】をテーマに子ども議会を開催しました。

議会当日は、幸手市議場に市内各小中学校から代表児童・生徒13人が集まりました。

子ども議会の様子
議長を務めた幸手中学校の木村議員

中学生が議長を務めました

初めに、市長から市政に関する講話と、議会事務局長から議会の仕組みについて説明がありました。

その後、子ども議員として、日ごろの生活の中で困っていることや気になっていることを、事前によく調査研究し、現場を確認しにいったり、アンケートをとったり、データを分析したりして、自分の体験を交えながら堂々と発表しました。

また、幸手中学校、東中学校、西中学校の生徒は議長も担当し、スムーズな議会運営をおこなうことができました。

参加校

小学校

・幸手小学校     ・権現堂川小学校     ・上高野小学校

・吉田小学校     ・八代小学校            ・行幸小学校

・長倉小学校     ・さかえ小学校          ・さくら小学校


中学校

・幸手中学校     ・東中学校     ・西中学校

幸手中学校 青木雛音議員

幸手中学校青木議員

幸手市の少子高齢化対策ついて伺う

幸手市は少子高齢化が進んでいます。全国や県と比較しても幸手市の高齢化率は高く約36%となっています。2050年には幸手市の人口の約47%が65歳以上になると予想されます。それに反して、幸手市の10歳~49歳の割合は2025年現在約37%、10年前の2015年は約43%でした。このままいくと2050年には約24%になると予想されます。幸手市に若者を増やすためには、私たちの世代が幸手市に残り続け、結婚をし子供を産むことが大切だと考えます。そこで、「子育て世代」「妊婦」への支援について伺います。

「世界で一番幸せな国」といわれるフィンランドには、ネウボラ制度という制度があります。この制度は妊娠期から就学前の子どもと家族を対象とした切れ目のない支援を提供するというものです。妊娠届出時に担当の保健師を明確に紹介し、継続的に相談に乗ることで、母子の健康管理だけでなく、家庭環境や子育て全般のサポートを行います。産後うつや家庭不和、孤立などを早期に見つけることができる制度があるので、妊婦が安心して赤ちゃんを産めます。

次に、幸手市は現在出産に関して、10万円の手当てを支給しています。また、高齢者、障がい者へは紙おむつの無料支給のサービスがあります。手当やサービスの増量、拡充をすることで妊婦や赤ちゃんの暮らしやすい街づくりを目指せます。

幸手市に明るい未来と子供の夢と希望であふれた輝かしい暮らしをもたらしてほしいと思っています。そのために幸手市は今後、少子高齢化に向けてどのような対策をしていくのか伺います。よろしくお願いします。

 

回答:市長

それでは、「幸手市の少子高齢化対策」としての「子育て世帯と妊婦への支援」及び「少子高齢化に向けてどのような対策をしていくのか」について御答弁申し上げます。

まずは、幸手市の将来を真剣に考え、少子高齢化という大切なテーマに ついてご質問いただきありがとうございます。皆さんの考えや思いは、 これからのまちづくりにとって とても重要です。

さて、幸手市では、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行うため、「こども家庭センター」を設置しています。

「資料1」をご覧ください。

ここでは、保健師や助産師、精神保健福祉士などの専門スタッフが、妊産婦やこども、保護者の皆さんからの相談に対応しています。

それでは次に、妊娠期以降の支援内容について、順を追って申し上げます。

「資料2」をご覧ください。

まず、妊娠期の支援としては、妊娠届が出されたときに面談を行い、出産までの流れや準備について説明しています。

妊娠8か月ごろには、市独自の取組みとして妊婦の自宅を訪問し、安心して出産を迎えられるよう支援しています。

また、パパママ教室を開催し、妊娠中の過ごし方や赤ちゃんのお世話について学ぶ機会を設けています。

そののち、赤ちゃんが生まれた後は、赤ちゃん訪問や、4か月、10か月、1歳6か月、3歳5か月児健診を通して、子どもの成長に合わせたサポートを行っております。

さらに、他の自治体に先駆けて5歳児健診も実施し、小学校への入学に 向けた支援を行っております。

また、健診のない時期にも、定期的に乳幼児健康相談などを実施し、いつでも相談できる体制を整えております。

こうした切れ目のない支援は、御質問の中で紹介していただいた、フィンランドの「ネウボラ制度」と同じ名前でこそありませんが、その考え方に近い取組みであると考えております。

加えて、ご質問にもあった出産に関する手当の支給のほか、児童手当の支給や子どもの医療費の助成、さらには今年の4月からは学校給食費の無償化を実施するなど、経済的な支援も行っております。

子ども医療費の助成については、幸手市の場合、子どもが18歳になる 年度の終わりまで対象を拡大しています。

こうした子育て世代や妊婦への支援を充実させることが、安心して子どもを生み育てられるまちづくりにつながり、将来の少子高齢化への対応にもつながるものと考えております。

今後も、子どもや子育て世帯が増え、明るい未来と子どもの夢と希望があふれた幸手市となるよう、引き続き支援の充実に努めてまいります。

幸手小学校 太田壮亮議員

幸手小学校太田議員

幸手市商店街イメージアップ作戦について伺う

わたしたちは、総合的な学習の時間で、「わたしたちの未来予想図」というテーマで、さまざまな職業について学習をしています。まず初めに調べたのは、幸手商店街についてでした。調べていくうちに、大型施設のほうが楽しい、シャッターが閉まっている、暗くて少し怖い、ポイ捨てが多い、不審者がいても逃げ込めないなどの意見が出ました。魅力ある店がたくさんあり、一人で歩いていても安心して出歩くことができれば、子どももお年寄りも楽しめると思います。

そこで、商店街を中心に、各商店の店主の技や製作を体験できるワークショップ、幸手市のマスコットキャラクターが各商店の中でいろいろな難問にチャレンジする企画、幸手市に関連するテーマをもとにしたゲームやクイズ大会の実施、商店街と小・中・高・大とのコラボ企画などを開催するのはどうかと考えました。こういった催し物を行っていくことで、幼い子からお年寄りまで、安全・清潔・笑顔で暮らせるまちづくりに繋がっていくと思います。

そこで、市ですすめている商店街の活性化事業と今後のイメージアップ計画について伺います。

 

回答:建設経済部長

太田議員ご質問の、市ですすめている商店街の活性化事業と今後のイメージアップ計画について、私から御答弁申し上げます。

まず、総合的な学習の時間で、商店街について調べ、たくさんの意見やアイデアを出してくれたことに心から感謝いたします。

皆さんが感じた「シャッターが閉まっているお店が多い」、「暗くて少しこわい」「ごみのポイ捨てがある」、「何かあったときに助けを求めにくい」など、という声は、大切に受け止めなければならない課題です。

現在、市では、地域の商店街の次のような取り組みを応援しています。

・お店の皆さんの集まりである幸手市商業協同組合が年末に行う、「歳末大売り出し」や「市内共通商品券・ポイントカードの発行」

・天神町商店会で行う、「ナイトバザール」という夜の売り出しイベント

・助町商店会で行う、風鈴を飾り涼しさを感じてもらうイベント

・幸手夏祭りでカブトムシをプレゼントするイベント

・市民祭りで野菜をプレゼントするイベント

・幸手団地の栄商店会で行う、サービス券・ポイントカードの発行、宅配サービス

などでございます。これらの取り組みについて、市では費用の一部を負担して、地域商店街の皆さんが活動しやすいように応援しています。

なお、「天神町」や「助町」などという地名は、太田議員も聞いたことがあるかもしれませんが、昔から地域で使われていたもので、その地域に親しみをもって深く根付いている地名です。

また、市内のお店や会社から経営の相談をうけたり、アドバイスをしたりしている「幸手市商工会」と協力して、まちなかの魅力を再発見することや、新しくお店を始めたい人へのアドバイス、使っていない空き店舗を紹介する取り組みなどのほか、権現堂桜堤や幸手宿の歴史や文化を市内や市外の皆さんに紹介するイベントなどにも取り組んでいます。

ほかにも、夜間の商店街を明るくするために、商店街の街路灯の電気料金の一部も市が負担しています。

また、皆さんから提案のあった「体験型ワークショップ」、「さっちゃんが登場する企画」、「クイズ大会」、「多世代が協力する取り組み」については、商店街ににぎわいを生み出す、大変すばらしいアイデアです。

これからの商店街づくりには、商店街の皆様を中心に、学校や地域が力を合わせ、あらゆる世代が安心して楽しめる環境を作っていくことが大切です。

太田議員をはじめとする若い世代の意見は、これからの幸手市を創るエネルギーとなります。

さらに、皆さん自身が商店街に関心を持ち、いろいろなイベントに積極的に参加することも活性化への一歩となります。

今後も、皆さんの声を大切にしながら、商店街の活性化とイメージアップにつながる支援に取り組んでまいりますので、ぜひご協力をお願いいたします。

権現堂川小学校 新井諒太郎議員

権現堂川小学校新井議員

権現堂川地区の「光の環境」についてについて伺う

私たちの住む権現堂川地区は、豊かな田んぼや畑に囲まれた自然が自慢です。圏央道沿いや工場の近くでは、すでに明るい光が確保されていますが、一方で犬の散歩道や習い事への近道など、生活道路の一部では、まだ光の量が十分ではない場所が残っています。

そこで、地域全体の「光の環境」のさらなる向上を目指して、以下の提案をします。

単に街灯を増やすというのでなく、学校の周りの光を工夫して、安全と彩りを両立させるのはどうでしょうか。具体的には、学校周辺のフェンスや植え込みなどに、夜間は安全確保のための明るさをもちながら、同時に街を彩る役割も果たすイルミネーションのような光を設置するのはどうでしょうか。

足元が見えにくい場所を照らすことで、夕暮れ時に通学路を歩く安心感が高まります。また、子供たちが集まる学校の周りが明るく温かい光で飾られることで、夜間の景観が美しくなり、地域の活性化や季節のイベントの魅力にもつながります。これは、地域住民が「笑顔で暮らせるまち」にもつながります。

安全と市の活性化という2つの目標のために、学校周辺の光の環境の再構築について伺います。

 

回答:市民生活部長

「権現堂川地区の光の環境について」お答えします。

私たちが暮らす上で、光り・明かりはとても大切で、欠かすことができないものの1つです。

特に、夜間中の暗い中では、周囲の状況が把握しづらく、人と人、人と車など、お互いを確認することが難しくなります。このため、昼間の時間帯に比べて交通事故が起きやすいと言えます。また、人目につきにくいことを利用した空き巣などの犯罪が発生することも考えられますが、光り・明かりがあることでこれらの発生を抑えられるなど、夜間の安全性を確保する効果があると考えられます。

一方で、新井議員からもご説明のあった「光害(ひかりがい)」に関しては、街路灯の向きや道路照明灯の明るさにより、『明るすぎて眠れない』『農作物の生育に良くない』などの相談が市に対して寄せられることもあり、良い面ばかりでなく、光りが及ぼすデメリットについても目を向けて考える必要があると思います。

そういった中、地域の生活環境に必要な明るさを確保するため、市では防犯灯や道路照明灯を主要道路や通学路を中心に設置しております。また、それ以外の生活道路については、区長をはじめとする地域の皆さんが街路灯を設置し、維持管理いただいており、市ではその一部に対し補助金を負担しております。具体的に、権現堂川地域全体では、令和6年度ベースで63基の街路灯を管理いただいており、地域の皆さんが安全、安心して生活できる環境を整備いただいております。

このほか、公園や学校にも照明は設置されています。

今回、新井議員からのご質問の中で、「単に街灯を増やすのではなく、学校周辺のフェンスや植え込みなどに、夜間は安全確保のための明るさを保ちながら、同時に街を彩る役割も果たすイルミネーションのような光を設置する」ことについてのご提案がありました。

ご提案の内容から、光りや明かりについて、安全や防犯面の効果だけでなく、華やかさや賑わいを演出する効果もあることが十分考慮されていることについて、深く感銘を受けました。

とても興味深いご提案であると考えますが、新井議員がおっしゃっているとおり「権現堂川地区は、豊かな田んぼや畑に囲まれた自然が自慢の地区である」ということで、光り・明かりのメリットとデメリットの両方をとらえ、地域の生活環境や自然環境とのバランスを図りながら取り組むことが大切だと考えます。

地域に暗がりばかりでなく、明るさがあることは、生活する上で安心感にもなりとても大切な事であります。市内には、クリスマスシーズンにかけて、自社の建物にイルミネーションを装飾している企業さんがあります。期間中には、多くの方が訪れるなどして、大変盛り上がっている様子が見受けられます。

市としましても、このような事例を参考にして、ソーラーライトなど環境に配慮した中で学校周辺を明るくする事は出来ないか、学校の統廃合もございますが、検討をしてまいります。

また、学校の前には、JA全農の大きなハウスが建設されますことから、光りの環境については一緒に取り組んでいけたらと考えます。

今回、ご質問いただいたのは「光りの環境」という1つのテーマについてですが、今後も環境についてみなさんで話し合い、様々な意見を交わすことが、お住まいの権現堂川地区をさらに自慢できる地域にすることにつながると思います。もちろん市としても一緒に考えていきたいと思いますので、引き続き、よりよい街を目指して共に頑張っていきましょう。

上高野小学校 大森結月議員

上高野小学校大森議員

幸手駅西口の整備について伺う

総合的な学習で、誰もが暮らしやすい街づくりについて調べていく中で、交通機関の利便性を高める必要があるという意見が上がり、私たち上高野小学校の学区に面している幸手駅西口に注目しました。幸手駅西口は2019年に開通されたのですが、電車を利用するときは東口から改札に向かう人が多いようです。その理由として、西口には駐輪場や駐車場がないこと、また、コンビニなどのお店もないことが原因ではないかと考えました。

西口の駅前広場にはロータリーがあり、バスやタクシーも停まっていますが、歩道や自転車レーンを整えたり、信号機や街灯を増やしたりすることで、私たちも将来、電車を使って安全に通学したり出かけたりしやすくなると思います。現在、土地区画整理事業として工事をしてくださっていますが、いつ、どのようにできあがるのか、見通しがもてません。

私たちの考えは、駅前広場の周辺に、小さい子どもが遊べる公園や、大人の休憩スポットになるカフェ、足湯、イルミネーションなどを設置することです。そうすることで駅を利用しない市民も年齢を問わず、足を運んでくれるのではないでしょうか。また、地域の特産品を販売できる道の駅のような施設があれば、電車で幸手を訪れた人にも幸手のよさを知ってもらえると考えます。そして、花壇があれば、私たちも幸手の四季を彩る桜の木や花を植えることができ、幸手駅自由通路のようなギャラリーが駅前広場にもあれば、私たちも絵を飾ることができそうです。親しみやすく、美しい景観の駅前広場を作ることに貢献でき、幸手市の活性化にもつながるのではないかという意見も出ました。

そこで、市が進めている幸手駅西口の整備について伺います。

 

回答:建設経済部長

それでは、大森議員のご質問について回答いたします。

幸手駅の西口側は、かつては駅への出入り口もないうえ、道路の大部分が狭く、車のすれ違いも難しい、交通安全上、危険なところでした。

このことを解決するため、市では、駅前広場や歩道もある幅の広い道路、公園などを整備して街並みを整え、安全で快適なまちづくりを目的として土地区画整理事業を開始しました。

スクリーンをご覧ください。

こちらは土地区画整理事業で計画している道路や公園の位置を表したものです。

現在は駅前広場、駅前通りの車道部分、押しボタンの横断歩道がある県道幸手久喜線から駅前通りをつなぐ歩道付きの道路、駅前通りと久喜市をつなぐ道路などの道路が完成したところです。

これらの道路については、すでに皆さんにご利用いただいているところですが、大森議員のおっしゃるとおり、駅の西口側にはコンビニなどのお店がありません。

市といたしましても、市全体のまちづくりの計画の中で、駅の周辺については、市民の皆さんが必要とするお店などを呼び込んだり、西口に公園を整備したりすることを計画しており、駅の周辺が魅力あふれるまちになってほしいと考えています。

今回は、いただいたアイディアに関係することで、現在、市が取り組んでいる内容をご説明いたします。

まず、公園についてですが、駅の西口に親水公園という公園を整備することを計画しています。

スクリーンをご覧ください。

こちらが親水公園の予定地です。

こちらは親水公園の設計図と完成後のイメージ図になります。

親水公園の名前のとおり、水に親しめるよう倉松川に沿った公園となっており、資料にあるような公園遊具やベンチの設置も考えています。

この親水公園をどのようなものにしていくかについて、市民の皆さんと会議を行いながら決めています。

完成すれば皆さんが使いやすい公園になると考えています。

次にイルミネーションについてですが、現在、駅の西口側ではイルミネーションなどは行われておりませんが、西口への連絡通路のエレベータの外壁部分がLED照明を使ったイルミネーションとなっています。

イルミネーションは季節ごとにテーマを変えていて、今の季節は権現堂公園に咲く水仙をイメージした「白」となっています。

また、駅前に道の駅のような施設はまだありませんが、西口連絡通路の改札口の前では、商工会の人たちによって改札口商店というお店が開かれています。

この改札口商店では幸手産の農作物のほか、パンやお惣菜なども販売しており、フリーマーケットなども開催しておりますので、ぜひ利用してみてください。

そのほかにも、市では様々な企業にアンケート調査を行っており、ホームセンター、スーパーマーケットや飲食店などの企業から興味をいただいています。

これからの時代を担う大森議員や、まわりのお友達が、自分たちの身の回りのことに目を向けて話し合い、意見を出し合うことは、とても大切なことです。

市といたしましても、大森議員からいただいた花壇やカフェ、足湯といった色々なアイディアも参考にさせていただきながら、今後も幸手駅西口の賑わいのあるまちづくりに取り組んでまいります。

東中学校 日下部喜生議員

東中学校日下部議員

少子高齢化対策の具体的方策について伺う

少子高齢化が深刻化している幸手の現状を市はどのように捉え、現状を打破するための具体的方策として何をする予定でしょうか。次の2点について伺います。

1つ目は高齢者に対する支援策です。現在、日本では孤独死が増えており、令和6年の統計によると約76,000人もの人が孤独死で亡くなっています。そのうち65歳以上の方が58,000人以上で全体の75%以上です。幸手市でも高齢者だけで暮らしている方が多く、私の家の近所でも、一人でお住まいの高齢者の方々が増えていると聞いています。こうした問題を解決するために、ヘルパーの派遣やデイサービス、施設入所などの介護保健サービスや、家事のサポートを受けたり、デイサービスで他の利用者と交流したりする介護・生活支援サービスを充実させていくことが大切だと私は考えます。高齢化が進む中で、孤独死や孤立は深刻な社会問題です。そこで、市として孤独死を減らす具体的な方策を伺います。

2つ目は少子化対策です。市街化調整区域では、様々な規制等により、農地を売却し宅地に変更することが簡単にはできませんが、私たちの住む地域には市街化調整区域であるにもかかわらず、高齢化が主な原因による農作放棄地がたくさんあります。私は、その土地をもっと簡単に転用することができれば、住宅や商業施設も建てることができるのではないかと考えます。農地を宅地に変えた方が良いということではありません。農地として機能していない土地を有効活用し、人口増加につなげるための一手にすることはできないのでしょうか。誰もが住みやすいと感じ、「笑顔で暮らせるまち・さって」にしていくために、以上について方策を伺います。

 

回答:健康福祉部長

少子高齢化対策の具体的方策についての御質問のうち、1つ目の市として孤独死を減らす具体的な方策について、お答えいたします。

はじめに、少子高齢化や孤独死という難しい課題について、しっかりと調べ、自分の考えを持って質問してくれたことに感謝いたします。

さて、孤独死を減らす具体的な方策として、市では「地域見守り支援ネットワーク」と「緊急時連絡システム」という、おもにふたつの取組みを行っています。

「資料1」をご覧ください。

まず、「地域見守り支援ネットワーク」は、地域の病院やお店、関係機関などが協力し、日常の仕事や活動の中で高齢者に気になる様子が見られた 場合、市役所に知らせていただく仕組みです。

みなさんも、地域で「いつもと違うな」と感じることがあれば、市役所に知らせてください。

つぎに「資料2」をご覧ください。

もう一つの「緊急時連絡システム」は、一人暮らしで持病のある高齢者の家に連絡装置を置き、具合が悪くなった時に緊急ボタンを押すと、担当者と直接話すことができ、状況に応じて救急車を呼ぶことができる仕組みです。

病気や怪我で動けなくなり、緊急ボタンを押せない場合でも、「資料3」のように、人感センサーが体の動きを確認して、異常を知らせる仕組みに なっており、毎月1回は職員が家に電話をして体調などの確認も行っています。

孤独死は、誰にとっても他人事ではありません。市としては、地域のつながりを大切にしながら、一人でも多くの命が守られる街を目指し、今後も取組みを続けてまいります。

 

回答:建設経済部長

2つ目の少子化対策としての農地の有効活用についてお答えいたします。市内には、農作物が栽培されていない耕作放棄地が年々増えており、大きな問題となっています。

このため、市では、高齢化などの理由により、耕作ができずにお困りの農地所有者と、栽培面積の拡大を希望する農業者とのマッチング支援に力を入れています。この取組みにより、今年度は10ha(東中学校の校庭の約 10倍)を超える耕作放棄地が、農地として再生され、農作物の栽培が再開される予定となっています。

さらに、農地の有効活用による、幸手市の人口の維持、増加に向けた大規模プロジェクトにも取り組んでいます。

スライドをご覧ください。こちらは、JA全農という日本最大の農業団体が、権現堂川小学校の南側にある農地に、初めて農業を始める方の育成と、とまと・なす・きゅうりを栽培するための国内最大級のビニールハウスを建設することを計画しており、本年9月にその1棟が完成する予定となっています。

その他にも、圏央道幸手インターの東側にある農地に新たな産業団地を整備する計画や全国で活躍する大きな会社が上高野地区の農地で野菜工場のような最先端の農業施設を建設する計画も同時に進行しています。

このようなプロジェクトを進めることにより、そこで働く人が増え、本市への移住・定住者が増加されることが期待されています。

少子高齢化は全国的に大きな問題となっています。市ではこの他にも様々な取り組みを行っています。

日下部議員や、ここにお集まりの皆さんも、ぜひ、思い出がたくさん詰まった幸手市にお住まいいただければ、少子高齢化の歯止めになります。

そのためにも、これからも「笑顔で暮らせるまち・さって」にむけて全力で取り組んでまいります。

吉田小学校 田村琉璃愛議員

吉田小学校田村議員

幸手市の「地域おこし」について伺う

私たちは、5年生のとき、総合的な学習の時間で、「幸手市の農業」ついて考えました。実際に自分たちでも土づくりをしたり、野菜を育てたりして、おいしく食べたり、近所に配ったりもしました。学習を進める中で、「幸手市をもっと有名にしたい」と考えるようになりました。そこで、「地産地消」や「スマート農業」、「農業の六次産業化」などについて調べましたがいいアイディアが浮かびませんでした。さらに調べていくうちに「幸手市地域おこし協力隊」が活動をしていることを知り、「ビーツ」を使って地域おこしをしている方と出会いました。「ビーツ」を使った地域おこしのお話を聞いたり、「ビーツ」の粉を使った料理のレシピを一緒に考えたりし、実際に作って食べてみました。そこで、「ビーツ」の可能性を感じ、幸手市の特産品として活用できないかと考えるようになりました。6年生になり、「ビーツ」の収穫をさせていただいたり、栽培をしたりしました。また、「ビーツ」を栽培している地域についても調べ、幸手市の地域おこしにもっと「ビーツ」を活用できないかと考えました。

そこで、幸手市では、これからどのように地域おこしをしようと考えているか伺います。その際に、「ビーツ」をどのように活用していくか伺います。

 

回答:建設経済部長

それでは、ビーツを活用した地域おこしについてお答えいたします。

ビーツという珍しい野菜は、見た目は赤いカブに似た形をしており、体の血の流れをサラサラにする鉄やカルシウムなどの栄養がたくさん含まれていて、調理をすると桜のようなピンク色に変わる特徴がございます。

このため、田村議員がおっしゃるとおり、市としましても、ビーツは幸手市のシンボルである桜をイメージさせる野菜として、その可能性について多いに期待しているところであります。

スライド資料1をご覧ください。現在、市では、幸手市のPR活動や市内農業者のお手伝いなどを行う地域おこし協力隊を採用し、ビーツの本格的な栽培をスタートいたしました。令和7年3月に種をまいたビーツは、田村議員にも収穫を体験いただきましたが、令和7年5月には約100kg収穫することができました。

スライド資料2をご覧ください。こちらは、市と協力し、地域おこし協力隊が、令和7年5月に収穫したビーツを乾燥させて粉(こな)にすることに成功した「ビーツパウダー」です。約100kgあったビーツは、乾燥させることで水分が無くなるため、10分の1程度に小さくなりましたが、 約10kg程度の「ビーツパウダー」をつくることができました。

スライド資料3をご覧ください。地域おこし協力隊は、そのビーツパウダーを使用した「犬用のおやつ」を商品化し、市外の各地のイベントにて販売しております。

大きなイベントでは、合計で1日200袋以上のクッキーが販売され、大変な人気を得ています。

スライド資料4をご覧ください。また、それらの取り組みについては、「さって 地域おこし」というアカウント名で、インスタグラムなどのSNSにてPRを行っています。

ビーツを活かした特産品の開発については、現状では犬のおやつが中心となっていますが、地域おこし協力隊や市内のお店などと協力をしながら、様々な商品開発の支援にもチャレンジしていきたいと考えています。

田村議員が総合的な学習の時間のなかの学びで得られたビーツを使った面白いレシピや、新しいアイデアなどがあれば、積極的にご提案いただき、一緒に、ビーツを幸手市の新たな特産品として盛り上げていただきますようご協力をお願いいたします。

八代小学校 岩浪廉議員

八代小学校岩浪議員

幸手市の人口減少対策について伺う

幸手市は権現堂の桜や御成街道などの有名な場所だけでなく、田んぼや畑などの農業、自然がたくさんあります。また、幸手市の世帯数は昨年度に比べてわずかに増えています。

しかし、人口は年々減少しています。また、少子高齢化という問題も抱えていると思います。このままだと、2050年には人口はさらに減り、人口の半分は高齢者となる時代が来るかもしれません。

この問題を解決するために、「幸手に住みたい」「幸手で子育てをしたい」と思ってくれる人を増やすことが必要です。そこで、「安心安全で魅力ある街づくり」が大切なのではないかとクラスの中からでました。例えば、宮代町にある「東武動物公園」のような大型テーマパークの建設や、権現堂公園を利用した行事、ボランティア活動、閉校した学校の有意義な活用、イノシシなどの動物への対応がでました。そうすることで、幸手市の安心安全が確立されるだけでなく、魅力が高まり、人口が増えると考えました。

そこで、市で進めている人口減少対策について伺います。

 

回答:市長

はじめに、岩浪議員がクラスの皆さんで話し合い、「幸手のいいところ」をたくさん見つけ、まちの未来を真剣に考えてくれたことを、市長として大変うれしく、心強く思います。

それでは、幸手市の人口減少対策について、お答えします。

岩浪議員の御指摘のとおり、人口の減少と少子高齢化は、幸手市だけではなく、日本全体が抱える大きな課題です。

しかし、私はただ心配するのではなく、「縮充」という考え方で、まちづくりを進めています。「縮充」とは、縮小の「縮」と充実の「充」を組み合わせた言葉です。

昔のように人口が増えていた時代は、何でも新しく作って広げることを、「良し」としていました。

しかし、少子高齢社会のこれからは違います。

全ての建物を、今と同じように維持しようとすると、お金も人もバラバラになってしまい、結果として市民の皆さんのサービスが低下してしまいます。

だからこそ、公共施設などは人口に合わせた適正な規模に「縮める」けれど、その分、大切な場所にはお金や人材を「集中」させて、中身をより 「充実」させる。

まちの人口が少なくなっても、その分、一人ひとりの暮らしを、より豊かに、「幸せをギュッと詰め込んでいく」という考え方です。

幸手市には権現堂の桜や豊かな自然など、素敵なところが、たくさんあります。今ある地域の魅力を、より高めて「幸手に住み続けたい」と思える まちづくりに取り組んでいます。

この取組として、「幸手市プロモーション映画」を制作するプロジェクトが進んでいます。

今年、令和8年は、幸手市が誕生して40歳になる記念の年です。この40周年を記念して、権現堂の桜をはじめ、幸手市の素晴らしい景色や食べ物が登場する映画を、市民の皆さんといっしょに作ります。

岩浪議員のような若い人たちにも参加してもらい、幸手の魅力を全国に発信して「住んでみたい」「住んでよかった」と思う人を増やします。

また、御提案いただいた「閉校した学校の活用」や「動物への対応」も、「安心安全なまちづくり」に欠かせない視点です。

現在進めている小中学校の再編も、「縮充」の一つです。

教育に必要な、人や、お金を集中させることで、子どもたちに、より質の高い教育を受けてもらう。これは未来の幸手市を支えるための、大切な取組だと考えています。

具体的には、跡地活用に関心のある、民間の企業や、団体からアイデアを聞いたり、市民アンケートや、地域の皆さんから意見を聞くための市民懇談会を開催して、幅広くアイデアを集めています。

もちろん、ただまちの規模を小さくするのではなく、幸手市が元気になるために、民間の企業と協力して大規模プロジェクトを進め、働く場所を増やし、「まちが稼ぐ力」も強めています。

人口減少という難しい問題は、市役所だけでは解決できません。

皆さんのような「幸手市が大好きで、もっと良くしたい」と考える、若い力が、これからの幸手市を作っていきます。

クラスで出たアイデアはどれも貴重なものです。ぜひこれからも、幸手市について考え、伝えていってください。

私たちも、皆さんが大人になったときに「幸手に住んでいてよかった」と心から思えるよう、全力で取り組んでいきますので、一緒に幸手市をより良いまちにしていきましょう。

行幸小学校 織田琴羽議員

行幸小学校織田議員

幸手市の暑さ対策を踏まえた子ども支援について伺う

日本の夏は年々気温が上昇していて、熱中症の心配をして過ごさなければなりません。

幸手市にはたくさん公園がありますが、夏は暑くて遊ぶことができません。そこで、熱中症の心配をせず安心して遊べる場所を作ってはどうかと考えました。公民館や体育館などの公共施設を開放し、スポットクーラーやミストシャワーなどの涼しくなれる場所を作ったり、無料のウォーターサーバーを設置したりすることで、暑い夏でも涼しく遊べることができると思います。

そこで、市で進めている暑さ対策を踏まえた子ども支援について伺います。

 

回答:健康福祉部長

ご質問の「幸手市の暑さ対策を踏まえた子ども支援について」ご答弁申し上げます。

まず始めに、暑い夏をどうすれば安全に、楽しく過ごすことができるかを考えていただいたことを、市としても大変うれしく思っております。

幸手市では、熱中症を防ぐために、防災行政無線を活用した注意の呼びかけのほか、「広報さって」や市のホームページ、チラシなどを活用し、市民の皆様に熱中症対策についてお知らせを行っています。

「資料1」をご覧ください。また、暑いときに一時的に涼める場所を確保するため、公民館やウェルス幸手、図書館などの公共施設に加えて、薬局などの民間施設にもご協力をいただき、「まちのクールオアシス」として、現在、市内の公共施設に15か所、民間施設に25か所を設置しております。

一方で、ご提案のありました、公民館や体育館などの公共施設を涼しい遊び場として開放することにつきましては、これらの施設が日ごろから多くの市民の皆さんが利用しており、会議や講座、地域行事など、さまざまな予約や事業が行われていることから、今後すぐ、自由に使える場所として開放することは難しい状況にあります。

そのような中でも、「資料2」にあるように、児童館や公民館では、夏休みの期間に、科学教室や図工教室、体験活動など、小学生や中学生を対象としたさまざまな事業を行っています。

「資料3」をご覧ください。こちらの資料はこれら事業の様子を、部分的ながら紹介したものですが、こうした事業は涼しい環境の中で、友達と一緒に楽しく学び、過ごすことができる機会となっていますので、皆さんも是非、参加してください。

市といたしましては、これからも市民の皆様が安全に夏を過ごせるよう工夫を重ねてまいります。

そして、皆さんも友達同士で暑さが和らぐ時間帯に遊ぶ工夫をしたり、図書館や公民館などの涼しい場所を上手に利用したりしながら、元気に夏を乗り切っていただければと思います。

西中学校 長谷川希議員

西中学校長谷川議員

幸手市で未来を明るく生きるための地球温暖化対策について伺う

年々夏の気温が高くなり、今年の夏は特に過酷な暑さとなりました。埼玉県では熱中症による緊急搬送が100,500人と発表されています。私たちの西中学校でも、行事や部活動だけでなく、授業でも学習や活動を制限されることが多く、とても不自由を感じました。

幸手市ではクールオアシスを設置していると伺いました。ですが、利用できる人数や場所に制約があると感じました。また、冷房の入っている部屋は涼しいけれど、その周辺は室外機からの熱等で一層熱くなっています。登下校中も危ないと感じることがありました。一時的ではなく、市全体を将来的にも安心して過ごせる環境づくりが必要ではないかと強く思いました。

千塚西公園は背の高い木が多く、道路よりも涼しいと感じました。高須賀池公園も、水を渡る風や木陰の芝生が涼しかったです。緑や水を使い、平地である幸手に合った避暑地を増やしていくことが市全体の気温を下げることに繋がらないでしょうか。

また幸手市のホームページでは太陽光発電システム設置に対する補助があると紹介されていました。太陽光発電など周辺の気温を上げたり環境に負荷をかけたりしないエネルギーを使った対策は増やしていくべきだと思います。校舎の屋上や公園に日陰を作るための屋根を設置し、その上を利用するのはいかがでしょうか。

さらに私たちはもっと環境について学ぶべきだと感じています。幸手市の取組や今後の計画なども知りたいです。市の施設を利用して、環境について学習する機会を作っていただけたら、ぜひ参加したいと思います。環境や地球温暖化についてわかりやすく伝えてくれる人を派遣してもらったり、環境に関するフェアやワークショップを企画してもらったりすることは可能でしょうか。幸手市文化祭などに訪れた人が自然に学べるコーナーを設けるなど、環境に貢献することが身近になるような取組を期待しています。

また、緊急的にエアコンの使用は必要不可欠です。私たちの学校の体育館には、まだエアコンが設置されていません。災害の際は避難所にもなっております。学校の授業だけでなく、地域住民の命を守るためにも、体育館へのエアコンの設置計画について知りたいです。よろしくお願いいたします。

 

回答:市民生活部長

ご質問いただきありがとうございます。私からは、地球温暖化対策の取組についてお答えします。

地球温暖化対策は、私たちの活動により放出された温室効果ガスによって地球の気温が上昇する現象で、熱中症のリスクや豪雨による災害の増加などさまざまな影響を及ぼしています。

このような地球温暖化への対策は、長谷川議員のおっしゃるとおり将来、安心して過ごせる環境をつくるために必要なことです。

ご提案のあった緑や水を使った場所を増やすこと、環境に負荷をかけないエネルギーを増やすこと、校舎の屋上等に屋根を設置して日陰を作り、その上を太陽光発電に利用することなどは、とても良いアイデアであると思いますので、今後の対策を考えるときの参考にさせていただきたいと思います。

現在、幸手市では「第2次幸手市環境基本計画」を策定し、地球温暖化対策に取り組んでいますが、地球温暖化対策に関するいくつかの取組をお話させていただきます。

毎年夏に、市内小中学校のみなさんにご参加いただき、省エネ、省資源の生活を体験していただくエコライフDAY&WEEKを実施しています。いつもご参加いただいていることに大変感謝しております。

そして、緑地や水辺などの環境資源を保全するため、江戸川クリーン大作戦やクリーン幸手市民運動などの清掃活動を毎年、実施しています。

また、長谷川議員も調べていただいたように太陽光発電システム設置への支援など再生可能エネルギーの活用拡大、市の施設のLED化などの省エネルギーの推進に取り組んでいます。

先ずは、公民館や体育施設の蛍光灯などをLED化しますが、これもこの取り組みの一環となります。

次に、学校や市の施設を新たに建て替える時などには、太陽光発電設備の設置を考えていきます。

避暑地や木陰を増やすというご提案もいただきましたが、先ずは市役所庁舎などの屋上や壁面を緑化していきたいと考えております。

さらに、市の環境に関心を持っていただけるよう市民環境講座やボランティアが主催する小学校への出前講座を実施しています。

新しい取り組みとしては、市内の中央地区産業団地に大成建設グループ次世代技術研究所が建設されることから、市のゼロカーボンの取組として、大成建設グループさんと協力して、市内の企業と学生のみなさんとが一緒になり考える、カーボンニュートラルに関するワークショップを開催しております。その一つとしては、地域の森林を増やし、環境保護と生態系の回復を図るための植林の重要性とその方法を学ぶため、植林ワークショップを昨年開催しました。

幸手市の取組はまだほかにもありますが、長谷川議員の提案を取り入れながら、カーボンニュートラルにつながる地球温暖化対策となるよう、発展させていきたいと思います。

今後、幸手市全体で地球温暖化対策に取り組んでいくためには、皆さんの協力が必要です。皆さんのご意見を伺いながら、未来を明るく生きるためのまちづくりに取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

 

回答:教育部長

それでは私から、体育館へのエアコンの設置計画について、お答えさせていただきます。

幸手市では現在、権現堂川小学校、吉田小学校、八代小学校、東中学校の4校を統合して、小学校の6年間と中学校の3年間を同じ学校で継続して学ぶ、幸手市で初めての義務教育学校「幸手市立東小中学校」の開校と、さかえ小学校を上高野小学校へ統合するための準備を進めています。

そこで今年度、この両校の体育館の改修に合わせて、エアコン設置工事を進めており、今年度中には使用できるようになります。

また、学校再編により廃校となる学校を除く4校の小学校と2校の中学校についても順次、設置の準備を進めており、順調にいけば令和11年度中には全8校の体育館でエアコンが使用できるようになる予定です。

長谷川議員をはじめ、児童・生徒の皆さんが、学びに専念できる環境を今後も整えていくとともに、地域の方々が安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。

長倉小学校 村松凜議員

長倉小学校村松議員

幸手市の未来に向けた安全な公共施設の増設計画の要請について伺う

学級で、幸手市には、「雨の日に子どもたちが安心して活動できる室内施設が不足している」という話題が出ました。このため、天候に左右されず体を動かせる場所が限られ、家で過ごす時間が長くなりがちです。家でテレビやゲームをし続けると、視力が低下したり、姿勢が悪くなったり、気分が不安定になったりする経験があります。また、学校の保健の学習で、健康を維持するためには、適度な運動が必要であるということを学びました。

そこで、幸手市に大人も子ども利用できる室内遊び場の増設を要望します。具体的には、子どもたちがわくわくするようなアスレチック、ボルダリング設備を導入します。楽しみながら体を思い切り動かすことで、心身の健康を維持することにつながります。また、大人も一緒に楽しめる施設にすることで、家族のコミュニケーションを深められることが考えられます。

さらに、地域の子どもたちが放課後でも気軽に利用できるよう、送迎バスの運行があったら嬉しいなという意見が出ました。このような施設は、雨の日に遊べるだけでなく、幸手市がより賑わい、市民の健康増進と交流が図れる場となることでしょう。

そこで、幸手市の未来に向けた安全な公共施設の増設計画について伺います。

 

回答:健康福祉部長

「幸手市の未来に向けた安全な公共施設の増設計画」について、御答弁申し上げます。

まず、市民の暮らしや健康について、日頃の経験をもとにした具体的な提案をいただき、ありがとうございます。雨の日でも元気に体を動かせる場所が少ないことや、運動が健康にとって大切であることを、しっかり考えていただいたことが、よく伝わってきました。

アスレチックやボルダリング設備のある室内の遊び場で、大人も子どもも一緒に楽しめるようになれば、家族で過ごす時間が増え、とてもいいことだと思います。

「資料1」をご覧ください。さて、幸手市には現在、公民館や図書館などといった、みなさんの身の回りにある公共施設を今後、どのようにしていくかの方針を定めた「公共 施設等総合管理計画」、あるいは「公共施設個別施設計画」という計画があります。

それらの計画では、新しい施設を次々に造るのではなく、今ある施設を有効に活用して、必要に応じて改修や建替えを行いながら、無理のない規模で使い続けることを基本にしています。

しかしながら、「雨の日でも安心して体を動かしたい」「親子で楽しく過ごしたい」という村松議員の思いはとても重要で大切なことだと考えます。

今後は、今ある公共施設を改修したり、使い方を工夫したり、いくつかの機能をひとつの建物にまとめるなどの方法により、雨の日でも親子で体を動かせる場をつくることができないかを研究してまいります。

また、送迎バスについての意見も、施設をより利用しやすくするための重要な視点であることから、今後、施設の活用方法を検討する中で、他の課題と併せて調査・研究してまいります。

なお、余談ながら、市ではすでに「健康福祉まつり」や「子育て応援まつり」など、室内で親子が一緒に楽しめるイベントを行っています。

施設の建設ではないながらも、こうした取組みも 天候に左右されずに親子が一緒に楽しく過ごせる大切な機会だと考えていますので、みなさんも是非、積極的に参加してください。

さかえ小学校 内田真愛議員

さかえ小学校内田議員

幸手市が取り組む不審者対応について伺う

私が住んでいる幸手市の治安情報について、2016年~2025年までの統計(参照 Gaccom 安全ナビHPから)を調べてみると、子供が被害にあっている事案が全体の11.1%を占めていた。全体の約一割ではあるが、決して0%ではないので、生活する上での不安は残る。

そのような状況が改善するためにはどうしたらよいのか、他の自治体の取り組みについて調べてみた。

例えば、広島県では、「オトモポリス」という防犯アプリを令和4年から運用している。そのアプリの機能として、スマホから防犯ブザーの音が出たり、助けを求めている人に画面上に「助けが必要ですか」という文字が出て、やり取りができたり、現在置を確認できる機能があったりしている。また、今年に入って防犯について学べるeラーニングのオトモポリスもあるようだ。こうした取組が身近なところでも行ってほしいと考える。

また、私なりに防犯の取り組みについて考えてみた。例えば、子供たちが良く遊ぶ公園などの明かりの明るさを上げてみたり、公園や公共施設などに「SOSボタン」を設置してみたりすることで、不審者対応をするだけでなく、子供たちの安心安全を確保できるのではないかと考えた。

そこで私は、幸手市のこれからの不審者対策の取組について幸手市長にお伺いしたいと考えている。

 

回答:市長

さかえ小学校の内田議員の質問にお答えします。

まず、幸手市の治安情報や他の自治体の取り組みについて、調べていただき、ありがとうございました。

埼玉県警察の調べによりますと、令和7年1月から10月までの間で、埼玉県内で起きた子供への声かけ事案は2133件です。このうち幸手市内での発生は14件でした。

声かけ事案の半数以上は、学校からの下校や帰宅時間に起きており、発生する時間帯は午後3時から5時が多くなっています。

普段からみなさんは十分注意されていると思いますが、被害を防ぐために、できるだけ一人での行動は避け、知らない人からの誘いには絶対に乗らないようにしてください。

現在、市内では、登下校の時間帯にあわせて、みなさんを不審者や交通事故から守るために、地域や保護者の方々、学校の先生方による見守りが行われています。

また、いざという時に避難することができる「子ども110番の家」の設置やドライブレコーダーをつけた自動車による「まちの見守り活動」、青色回転灯をつけた自動車による防犯パトロールなどを実施しています。

因みに私の家も「子ども110番の家」になっています。また、自宅周辺を見守り活動と併せて頻繁にウォーキングしています。もし見かけたら気軽に声をかけてください。

さらに、夕方になると防災行政無線を使って、帰宅を促す放送を流していますが、この放送は月替わりで各小学校のご協力をいただいて、児童のみなさんの声で行っています。

このように、地域、学校、行政、そして児童のみなさんにも加わっていただき、みんなで地域の安全を守る活動が行われていることは、大変素晴らしいことだと思っています。ぜひ、今後も引き続きご協力をお願いします。

次に、公園や通学路の明かりについては、暗くて危険な場所を確認しながら、必要な場所には地域の皆さまと協力して対応してまいります。

このほか、防犯カメラの設置についても、先ずは、多くの人が行き来する幸手駅前など、注意が必要な場所について確認しながら検討してまいります。

続いて、ご質問のなかで、防犯アプリの導入や「SOSボタン」の設置をご提案いただきました。地域の安全安心のために、とても興味深いアイデアだと思います。

特にこれからは、先ほどの防犯アプリのように、スマートフォンなどの情報端末を活用し、個別に緊急対応をしたり、情報を入手できる仕組みが進んでいくと思います。

地域の防犯体制をさらに強化するために、幸手警察署とも相談し、ご紹介いただいた事例を含め、幸手市に適した方法の導入について考えていきます。

さくら小学校 下津谷翔議員

さくら小学校下津谷議員

自動運転バスの推進について伺う

僕の母方のおばあちゃんの住んでいる町には、自動運転バスが運行しています。実際に僕はおばあちゃんと自動運転バスに乗ってみて、移動が大変な高齢者がバスに乗っていたり子連れの方も乗っていたりして、町にとってとても役立っているのを感じました。このような自動運転バスを幸手にも応用できたら、幸手をよりよくできるのではないかという意見が学年の中から出ました。

幸手市ホームページによると、幸手市の人口は令和元年の51023人から令和五年の49168人と減っているのに対して、高齢者の人数はあまり変わっていません。ここから、高齢者の人口の割合が少しずつ増加していることが分かります。また、埼玉県警によると、令和7年度10月幸手市の自動車事故死傷者発生率が1.2%、人数が21人と、これは他市と比べ多い数値でした。自動運転バスの普及により、免許を返納する高齢者も増え、事故を減らすことにつながると考えます。

自動運転バスは、移動手段が限られてしまう高齢者の方々だけではなく、子供たちや様々な世代の方々にとって、自動運転バスは、貴重な移動手段の一つとなり、暮らしやすい幸手のまちづくりに必要だと考えます。

なぜ自動運転かというと、バスを運転したりお客さんを乗せたりするには特別な免許が必要です。そうなると、なり手が少なくなり運転手の人件費もかなりかかってしまいます。その問題に対しては、市内循環バスを半無人化することで、人件費や運転手の手間など様々なリスクを減らすことができると考えます。実際、隣町の茨城県境町ではすでに実用化されていますし、実証実験を行っている市町村も多くあります。

この提案の最終的な目標としては、全世代の市民が自動運転バスを利用することで、幸手の交通が便利になることです。自動運転バスを町の一部として役立てていくことで、幸手市民が笑顔で安心して暮らせると考えます。

そこで、自動運転バスの推進について伺います。

 

回答:市民生活部長

「自動運転バスの推進について」お答えします。

幸手市の12月1日時点の人口は、48,550人で、このうち65歳以上の方は17,419人であり、高齢化率は35.9%でございます。ご質問の中にあった令和元年の高齢化率は33.8%(※10月1日時点)で、当時と比べても上昇しており、今後も高齢化率は上昇していくことが予想されます。

バスなどの公共交通が便利になり、高齢者が通院や買い物といった日々の生活の中で公共交通を気軽にご利用いただけるようになれば、下津谷議員のおっしゃるとおり、免許返納数が増えて、高齢者による運転ミスなどで起きる交通事故を減らすことにつながると考えております。また、免許返納後も自由にお出かけできる手段があることは、高齢者の引きこもり防止にもつながり、元気で心豊かな日常生活を送るための支援の一つになると考えております。

下津谷議員からご提案のありました自動運転バスの導入は、最近、話題となっておりますバスやタクシーの運転手不足問題の解決策としても全国的に注目されております。実際に、さいたま市や茨城県の境町などで、バスの運転操作の一部が自動化されたレベル2といわれる自動運転バスが運行されております。

このように運転操作の一部が自動化されたバスが、現状の幸手市内を運行することを想定した場合、バスにたくさん付いているセンサーが誤作動を起こさないように道路の修繕や街路樹の刈り込みを行ったり、また、バスが歩行者や他の車の通行を邪魔しないようにその時々の状況をとらえ、それに応じて走行したりと、自動運転バスが安全かつ円滑に運行できるように、道路環境の整備や自動運転の技術力の向上など、様々な条件が整えられる必要があります。

そのため、現状では、市内のどこへでも気軽に自動運転バスを走らせることはできません。

このため、今後、さらに自動運転の性能が上がり、いろいろな道路状況や交通状況に対応できる自動運転バスが運行できるようになれば、幸手市内でも日々の生活の移動手段として広く活用できると考えております。

市としましても、今すぐ自動運転バスを導入することはできませんが、他の市町村の自動運転の導入事例を参考にしながら、幸手市で運行することができる自動運転バスの使い方について考えていきます。

さて、幸手市では、現在、市が運行している市内循環バスの運行方法の見直しを行っており、令和9年1月からの運行を目指して準備を進めています。この見直しでは、公共施設や病院、スーパーなど主要な施設が集中している場所を通っている中央コースを一方向から双方向の運行とすることとし、循環バスをもっと便利にしていきます。

また、知らない人と一緒に乗ることもありますが、予約に応じて自宅前または自宅付近まで車が迎えに来てくれて、希望する場所に行くことができるAIデマンド交通を導入する予定です。これにより、循環バスでは自宅からバス停までが遠い、病院から帰る時にちょうど良いバスがないなどの理由で公共交通を利用されなかった方にも、便利にお使いいただけるようになると考えています。

加えて、幸手市には、民間の路線バスやタクシーも走っています。お出かけの目的やタイミングに合わせて、民間の路線バスやタクシーも上手に使っていただきたいと存じます。

最後に、地域の移動手段であるバスやタクシー、循環バスなどの公共交通をもっと便利にし、これからも使い続けられるようにするには、行政の力だけではできません。市民の皆さんや、バス・タクシーなどを運行する会社の方、行政が一緒に公共交通が抱える問題やその解決方法について考えて、今よりももっと利用して、公共交通を育てていくことが必要です。

将来の皆さんの生活に役立つ公共交通を一緒に作っていきましょう。

子ども議会懇談会

子ども議会終了後、今回の議会についての懇談会を行いました。

子ども議員の皆さんからは、「緊張したけど、頑張ってよかった。」「答弁を聞いて、私たちの意見に対して真剣に考えてくれたことが嬉しかった。」「市政に興味を持つきっかけになった。」といった感想があがりました。

集合写真

子ども議員からの質問の質の高さには感心させられるものがあり、また、このまちを魅力あるものにしたいという強い市民意識が随所に感じられる非常に有意義な議会となりました。

質問の内容は、子どもならではの視点と柔軟な発想が活かされており、大人顔負けの鋭い視点や提案が多く見られました。

さらに、議会を通じて、自分たちの意見や希望を市にしっかりと提言する経験を積むことで、市政への関心がさらに高まった様子でした。

子どもたちがまちづくりに主体的に関わる姿勢は、地域社会の未来を担う存在として、多くの市民に希望と可能性を感じさせるものでした。

この記事に関するお問い合わせ先

秘書課

〒340-0192 埼玉県幸手市東4-6-8
電話 0480-43-1111 内線223 ファックス 0480-43-7088

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