幸手市公共下水道事業経営戦略(素案)に対するパブリックコメントの結果について

ページ番号 : 8366

更新日:2021年04月23日

「幸手市公共下水道事業経営戦略(素案)」に関するパブリックコメントを令和3年3月8日(月曜日)~令和3年3月15日(月曜日)までの期間で実施しました。

ご意見をお寄せいただきました皆様のご協力にお礼申し上げます。

 

意見提出状況
1 件名 幸手市公共下水道事業経営戦略(素案)
2 募集期間 令和3年3月8日(月曜日)~令和3年3月15日(月曜日)
3 実施結果 1名の方から4件のご意見をいただきました。

 

意見の概要及び市の考え方等

No.

ページ

意見・提言等

市の考え方

1

24、28

未普及整備の地区別スケジュールについて


「既にコミュニティープラントを導入している香日向地区との接続が令和11年度に行われる見込み」の件に関して、令和7年度までの接続が必要です。 老朽化が深刻な当該プラントの大手機械専門管理業者の見解では、災害発生を考慮せずとも、現状では5年程度(令和7年度)の延命が限度との事です。 この接続の遅れは当該地域市民の基本的生活権の侵害と、多額の対策費用の重複投資を生みます。 正に市民生活の破綻と税金の無駄使いを生みかねません。早急な接続が必要です。

香日向地区への公共下水道の延伸については地理的条件、地質状況、工事施工財源等の様々な要因を勘案し、スケジュールを設定しており、これ以上の早期接続は非常に難しい状況です。
また、幸手市公共下水道事業経営戦略は、現状の公共下水道施設が対象となるものです。

2

36

広域化・共同化について


「他の流域下水道に接続している近隣の事業体との共同化の可能性も含め、検討を進めます」の件に関して、「維持管理業務」と関連させて接続の検討も行うべきです。 前述の香日向地区は久喜市に隣接しておりその実現可能性は十分にあります。 加えて上記1のような問題の解決策の一つとしても早急に久喜市事業体との協議を始めるべきです。
そしてその経験を他事業体との協議にも活かすべきです。

広域化・共同化については、あくまでも近隣の事業体との維持管理業務の共同化について検討するものです。
また、幸手市は、現在「埼玉県中川流域下水道」に属しておりますが、久喜市が属する「古利根川流域下水道」への接続は以下の点でデメリットがあります。
1 新たに古利根川流域に接続する場合には、多額の建設負担金を支払う必要があります。
2 流域に対し、汚水処理に係る費用として支払う維持管理負担金が2倍近くかかります。
3 流域を跨いだ接続では、法的手続きに時間を要し、本戦略のスケジュールより遅くなることが予測されます。

3

36

公民連携について


「・・・民間業者と連携した体制作りが必要・・・ポンプ場や管渠等の維持管理業務を個別に委託しています・・・包括的民間委託の導入について検討を進めていきます」の件に関して、上記1の当該プラントは高齢化が顕著な香日向市民の管理で、その維持が困難な状況です。このため急ぎ市は他施設と同様に民間業者を選定し包括的民間委託を実行すべきです。

公民連携については、公共下水道のポンプ場及び管路の維持管理について検討を行うものです。

4

6、7

本経営戦略は増収策の検討が縦割り行政の弊害で希薄で改めるべき


人口が5万人を切ろうとしている今、既存及び計画下水道を転居誘致の重要インフラとして活用が必要。 市街化地域の指定拡大や既存・計画下水道の平面整備等、関連部署との啓蒙・連携が求められます。

ご意見いただきましたとおり、公共下水道のような生活に直結するインフラ設備の整備は、快適な生活環境の形成を進めていく中で、非常に重要なものであると考えております。
下水道計画の事業推進については関連部署との連携は重要ですが、市街化区域の拡大については経営戦略の位置づけとは異なるものです。

 

この記事に関するお問い合わせ先

下水道課

〒340-0141 埼玉県幸手市大字平野923
電話 0480-47-3340 ファックス 0480-48-0120

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