幸手市公共下水道事業経営戦略(素案)に対するパブリックコメントの結果について
「幸手市公共下水道事業経営戦略(素案)」に関するパブリックコメントを令和3年3月8日(月曜日)~令和3年3月15日(月曜日)までの期間で実施しました。
ご意見をお寄せいただきました皆様のご協力にお礼申し上げます。
意見提出状況
1 件名 | 幸手市公共下水道事業経営戦略(素案) |
2 募集期間 | 令和3年3月8日(月曜日)~令和3年3月15日(月曜日) |
3 実施結果 | 1名の方から4件のご意見をいただきました。 |
意見の概要及び市の考え方等
No. | ページ | 意見・提言等 |
市の考え方 |
1 | 24、28 |
未普及整備の地区別スケジュール について
導入している香日向地区との接続 が令和11年度に行われる見込み」 の件に関して、令和7年度までの 接続が必要です。 老朽化が深刻な 当該プラントの大手機械専門管理 業者の見解では、災害発生を考慮 せずとも、現状では5年程度(令 和7年度)の延命が限度との事で す。 この接続の遅れは当該地域市 民の基本的生活権の侵害と、多額 の対策費用の重複投資を生みま す。 正に市民生活の破綻と税金の 無駄使いを生みかねません。早急 な接続が必要です。 |
香日向地区への公共下水道の延伸 については地理的条件、地質状 況、工事施工財源等の様々な要因 を勘案し、スケジュールを設定し ており、これ以上の早期接続は非 常に難しい状況です。 また、幸手市公共下水道事業経営 戦略は、現状の公共下水道施設が 対象となるものです。 |
2 | 36 |
広域化・共同化について
近隣の事業体との共同化の可能性 も含め、検討を進めます」の件に 関して、「維持管理業務」と関連 させて接続の検討も行うべきで す。 前述の香日向地区は久喜市に 隣接しておりその実現可能性は十 分にあります。 加えて上記1のよ うな問題の解決策の一つとしても 早急に久喜市事業体との協議を始 めるべきです。 そしてその経験を他事業体との 協議にも活かすべきです。 |
広域化・共同化については、あく までも近隣の事業体との維持管理 業務の共同化について検討するも のです。 また、幸手市は、現在「埼玉県中 川流域下水道」に属しております が、久喜市が属する「古利根川流 域下水道」への接続は以下の点で デメリットがあります。 1 新たに古利根川流域に接続する 場合には、多額の建設負担金を支 払う必要があります。 2 流域に対し、汚水処理に係る費 用として支払う維持管理負担金が 2倍近くかかります。 3 流域を跨いだ接続では、法的手 続きに時間を要し、本戦略のスケ ジュールより遅くなることが予測 されます。 |
3 | 36 |
公民連携について
りが必要・・・ポンプ場や管渠等の 維持管理業務を個別に委託してい ます・・・包括的民間委託の導入に ついて検討を進めていきます」の 件に関して、上記1の当該プラン トは高齢化が顕著な香日向市民の 管理で、その維持が困難な状況で す。このため急ぎ市は他施設と同 様に民間業者を選定し包括的民間 委託を実行すべきです。 |
公民連携については、公共下水道 のポンプ場及び管路の維持管理に ついて検討を行うものです。 |
4 | 6、7 |
本経営戦略は増収策の検討が縦割 り行政の弊害で希薄で改めるべき
今、既存及び計画下水道を転居誘 致の重要インフラとして活用が必 要。 市街化地域の指定拡大や既 存・計画下水道の平面整備等、関 連部署との啓蒙・連携が求めら れます。 |
ご意見いただきましたとおり、公 共下水道のような生活に直結する インフラ設備の整備は、快適な生 活環境の形成を進めていく中で、 非常に重要なものであると考えて おります。 下水道計画の事業推進については 関連部署との連携は重要ですが、 市街化区域の拡大については経営 戦略の位置づけとは異なるもので す。 |
更新日:2025年07月02日