幸手市公共下水道事業経営戦略(素案)に対するパブリックコメントの結果について

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更新日:2025年07月02日

「幸手市公共下水道事業経営戦略(素案)」に関するパブリックコメントを令和3年3月8日(月曜日)~令和3年3月15日(月曜日)までの期間で実施しました。

ご意見をお寄せいただきました皆様のご協力にお礼申し上げます。

 

意見提出状況

意見提出状況
1 件名 幸手市公共下水道事業経営戦略(素案)
2 募集期間 令和3年3月8日(月曜日)~令和3年3月15日(月曜日)
3 実施結果 1名の方から4件のご意見をいただきました。

 

意見の概要及び市の考え方等

意見の概要及び市の考え方等
No. ページ 意見・提言等

市の考え方

1 24、28

未普及整備の地区別スケジュール

について


「既にコミュニティープラントを

導入している香日向地区との接続

が令和11年度に行われる見込み」

の件に関して、令和7年度までの

接続が必要です。 老朽化が深刻な

当該プラントの大手機械専門管理

業者の見解では、災害発生を考慮

せずとも、現状では5年程度(令

和7年度)の延命が限度との事で

す。 この接続の遅れは当該地域市

民の基本的生活権の侵害と、多額

の対策費用の重複投資を生みま

す。 正に市民生活の破綻と税金の

無駄使いを生みかねません。早急

な接続が必要です。

香日向地区への公共下水道の延伸

については地理的条件、地質状

況、工事施工財源等の様々な要因

を勘案し、スケジュールを設定し

ており、これ以上の早期接続は非

常に難しい状況です。

また、幸手市公共下水道事業経営

戦略は、現状の公共下水道施設が

対象となるものです。

2 36

広域化・共同化について


「他の流域下水道に接続している

近隣の事業体との共同化の可能性

も含め、検討を進めます」の件に

関して、「維持管理業務」と関連

させて接続の検討も行うべきで

す。 前述の香日向地区は久喜市に

隣接しておりその実現可能性は十

分にあります。 加えて上記1のよ

うな問題の解決策の一つとしても

早急に久喜市事業体との協議を始

めるべきです。

そしてその経験を他事業体との

協議にも活かすべきです。

広域化・共同化については、あく

までも近隣の事業体との維持管理

業務の共同化について検討するも

のです。

また、幸手市は、現在「埼玉県中

川流域下水道」に属しております

が、久喜市が属する「古利根川流

域下水道」への接続は以下の点で

デメリットがあります。

1 新たに古利根川流域に接続する

場合には、多額の建設負担金を支

払う必要があります。

2 流域に対し、汚水処理に係る費

用として支払う維持管理負担金が

2倍近くかかります。

3 流域を跨いだ接続では、法的手

続きに時間を要し、本戦略のスケ

ジュールより遅くなることが予測

されます。

3 36

公民連携について


「・・・民間業者と連携した体制作

りが必要・・・ポンプ場や管渠等の

維持管理業務を個別に委託してい

ます・・・包括的民間委託の導入に

ついて検討を進めていきます」の

件に関して、上記1の当該プラン

トは高齢化が顕著な香日向市民の

管理で、その維持が困難な状況で

す。このため急ぎ市は他施設と同

様に民間業者を選定し包括的民間

委託を実行すべきです。

公民連携については、公共下水道

のポンプ場及び管路の維持管理に

ついて検討を行うものです。

4 6、7

本経営戦略は増収策の検討が縦割

り行政の弊害で希薄で改めるべき


人口が5万人を切ろうとしている

今、既存及び計画下水道を転居誘

致の重要インフラとして活用が必

要。 市街化地域の指定拡大や既

存・計画下水道の平面整備等、関

連部署との啓蒙・連携が求めら

れます。

ご意見いただきましたとおり、公

共下水道のような生活に直結する

インフラ設備の整備は、快適な生

活環境の形成を進めていく中で、

非常に重要なものであると考えて

おります。

下水道計画の事業推進については

関連部署との連携は重要ですが、

市街化区域の拡大については経営

戦略の位置づけとは異なるもので

す。

 

この記事に関するお問い合わせ先

下水道課

〒340-0141 埼玉県幸手市大字平野923
電話 0480-47-3340 ファックス 0480-48-0120

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