下水道に流してはいけないもの

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更新日:2018年02月26日

 下水道管の詰まりや、汚水中継ポンプ場への異物流入が増加しています。
 下水道管や排水設備は、ほとんどが地下にありますので、詰まったときの修理には大変な時間と費用がかかってしまいます。
 また、汚水中継ポンプ場の機械にも負担をかけ、時には損傷を与えてしまいます。
 下水道を、より安心して使用するために、次のことに注意してください。

トイレットペーパー以外の紙は使わないでください

 ティッシュペーパー、紙おむつ、脱脂綿などは水に溶けないため、詰まりの原因になります。
 トイレではトイレットペーパー以外の紙は使わないでください。
 また、タバコの吸い殻、ガムなども絶対に流さないようにしてください。

食用油や野菜くずを流さないでください

 天ぷら油やサラダ油などの食用油を流さないでください。油は下水道管へ流れ込むと冷えて固まり、詰まりの原因になります。使い切るか新聞紙などに吸わせてゴミとして出すようにしましょう。
 また、野菜くずも詰まりの原因となりますので流さないようにしましょう。たい肥にしたり、水分をよく切ってゴミとして処理してください。

髪の毛にも注意してください

 髪の毛など糸状のものは、下水道管のつなぎ目に引っ掛かったり、他の汚物と絡んだりして詰まりの原因になります。
 排水口に目皿などをおいて,髪の毛などが流れないようにしましょう。

ガソリン、農薬などの危険物は絶対に流さないでください

 ガソリン、シンナー、灯油などといった可燃物は絶対に流さないでください。下水道管内の狭い空間に、これらの気化物が充満し、非常に危険です。
 農薬なども絶対に流さないでください。下水道管から不快な臭いが発生したり、流域下水道の最終排水先となる河川を汚染するなど、自然にも悪影響を与えてしまいます。
 また、こうした危険物は、処理場の微生物に損傷を与え、処理能力を低下させる原因にもなります。
 危険物は、必ず所定の方法で処理するようにしてください。

熱湯や高濃度の薬品類に注意しましょう

 下水道管の材質によっては、熱湯や高濃度の薬品類(強酸・強アルカリ)を流すと、管が変形などして、水漏れの原因になることがありますので注意してください。

雨水は絶対に流さないで

 幸手市が整備している公共下水道は「分流式」といって、汚水のみを処理できるようになっています。
 雨水を下水道に流してしまうと、汚水中継ポンプ場に流れ込む下水の量が多くなり、ポンプに過度の負荷がかかるとともに、無駄な処理費用が発生してしまいます。
 また、万一、ポンプの排水能力を超えた水量が流れ込むと、下水が溢れてしまうことになりかねません。
 雨水は絶対に下水道に流さないでください。

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下水道課

〒340-0141 埼玉県幸手市大字平野923
電話 0480-47-3340 ファックス 0480-48-0120

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