ジェネリック医薬品をご存じですか?
ジェネリック医薬品について
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、最初に作られた薬(先発医薬品、新薬)の特許期間満了後に、有効成分が同じで、用法、効能・効果が同等の医薬品と申請され、厚生労働省の許可のもとで、製造・販売された安価な薬です。そのため、自己負担額の軽減や医療費の節約にもつなげることができます。
幸手市国民健康保険では、処方されている調剤の約80%がジェネリック医薬品で、多くの方が安心して利用しています。
ジェネリック医薬品が安価な理由
新薬は、成分の開発、有効性や安全性の確認などで多額の投資が必要となります。これに対し、ジェネリック医薬品は既に臨床で使われ、有効性や安全性が確認されていることから、費用を抑えることができ、約3~7割も安価に提供することができます。
ジェネリック医薬品に変えるときは
・ジェネリック医薬品への変更希望を医療機関へ伝えましょう。
・複数のジェネリック医薬品がある場合は、薬剤師の説明を聞き、納得してから選びましょう。
・飲みなれた薬の変更に不安がある場合は、短期の「お試し調剤」からも始めることができます。薬剤師に相談してみましょう。
・すべての新薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。また、医師の判断により、ジェネリック医薬品への変更ができない場合もあります。
・ジェネリック医薬品に切り替えることで、薬自体の価格が安くなっても、調剤薬局の技術料・管理料等により自己負担額が変わらない、または上がる場合もあります。
ジェネリック医薬品差額通知について
幸手市国民健康保険では、現在服用している薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合、薬代がどの程度軽減できるか参考にしていただくため、年に4回「ジェネリック医薬品差額通知書」を被保険者に送付しています。
対象となるのは、生活習慣病に関する薬剤を処方されている方で、ジェネリック医薬品に切り替えた場合、自己負担額が300円以上の削減効果が見込まれる方です。発送は7月、9月、11月、3月を予定しております。
ジェネリック医薬品がある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について
令和6年10月からの医薬品の自己負担の新たな仕組みとして、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は特別の料金をお支払いただきます。
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更新日:2024年11月18日