MRワクチンと麻しんワクチンの自主回収について
自主回収対象ワクチンについて
武田薬品工業株式会社製造のMRワクチンと麻しんワクチンの一部のロットにおいて、力価(効果の強さ)が有効期間内に承認規格を下回る、または、今後有効期間の満了前に承認規格を下回る可能性があることから、自主回収が行われます。
なお、自主回収対象のワクチンを既に接種されている場合、感染予防効果は得られているとされています。また、安全性への懸念は認めれていません。
※厚生労働省によりますと、この回収の影響でワクチンが不足することはないと見込んでいますが、接種を予定している方はお早めに医療機関に相談して下さい。
販売名 |
自主回収ロット |
承認規格を下回る可能性を否定できない期間 |
【MRワクチン】
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Y302~Y309 Y311~Y313 |
Y302【2023年12月14日以降】 |
【麻しんワクチン】 |
F112~F114 |
F112~F114 |
ロットナンバーは母子健康手帳の「予防接種の記録」の「メーカー、又は製品名/ロット」欄に貼付されているか、接種した医療機関から発行された接種済証等でご確認をお願いします。
自主回収に伴う対応について
「承認規格を下回る可能性を否定できない期間」に接種された方のうち、有効性に不安を感じられ抗体価測定を希望する方に対して、武田薬品工業株式会社が抗体検査の実施にかかる費用や追加の接種(抗体価測定の結果必要な場合)の費用を負担する方針です。
詳細については、下記問い合わせ先にご相談下さい。
武田薬品工業株式会社 くすり相談室
フリーダイヤル 0120-186-107
受付時間 9:00~17:30(土日祝日・休業日を除く)
「乾燥弱毒性麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」および乾燥弱毒性麻しんワクチン「タケダ」の自主回収」についてはこちらもご確認ください。
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更新日:2024年02月06日