第6次総合振興計画基本構想・前期基本計画(素案)

ページ番号 : 11613

更新日:2018年09月13日

「第6次幸手市総合振興計画基本構想・前期基本計画(素案)」に関するパブリックコメントを平成30年9月13日(木曜日)~平成30年10月12日(金曜日)までの期間で実施しました。

いただいたご意見の概要や市の考え方を次のとおり公表します。

ご意見をお寄せいただきました皆様のご協力にお礼申し上げます。

意見提出状況

第6次総合振興計画基本構想・前期基本計画意見内容
1 件名 第6次幸手市総合振興計画基本構想・前期基本計画
2 募集期間 平成30年9月13日(木曜日)~平成30年10月12日(金曜日)
3 実施結果 3名の方から18件のご意見をいただきました。

意見の概要及び市の考え方等

第6次総合振興計画基本計画・前期基本計画意見
No 意見・提言等の内容 市の考え方
1 13ページ(市民意識調査について)
定住意向については、住民及び市外より通勤・通学の皆さんにも幸手市に住みたいかの意向を聞くべき。人口増のヒントが得られるのでは。
今後、市民意識調査等を実施する際の貴重なご意見として承ります。
2 22ページ(まちづくりの主な課題について:都市基盤分野)
国・県の担当の道路は進展が見られるが、市が第5次計画で計画した道路の進展が見えてこない。
幸手市の中心軸となっている東さくら通りは、途中でT字路、先々はアスカル幸手、ウェルス、幸手中央地区産業団地、日本保健医療大学など、多くの公共的建物があるが、何回もの総合振興計画の中でも検討路線で上げられて話題になるが実現していない。第6次の計画も検討路線。
幸手市の安定的発展には必要と思われる。
久喜市では、駅東口より圏央道側道まで延伸工事事業中。
ご指摘をいただきました路線につきましては、幸手駅や既存市街地から圏央道をはじめ、アスカル幸手等の公共施設や幸手中央地区産業団地へのアクセス向上を図る利便性の高い路線であるため、第6次総合振興計画においても検討路線としての位置づけをしています。
しかしながら、道路整備にあたりましては、財政状況などを勘案しつつ優先的に整備する路線を見極めていく必要があります。
当該検討路線の必要性は、十分認識しておりますが、当該路線が、緑台地区の住宅地を通るため、地元の市民の皆様のご理解も必要となり、慎重に検討してまいります。
 
3 22ページ(まちづくりの主な課題について:都市基盤分野)
総合治水について、中5丁目、東2丁目、緑台2丁目の住民は、雨が降るたび水害の恐怖にさらされている。最近の雨の降りかたは異常。第6次計画では、流水の分散を考え、上流・中流・下流に当たる市・町と協議すべき。
数々の遊水池を早期に完成させ、一日も早く少雨で水没する街の汚名返上へ。
関係する流域市町、埼玉県との協議については、既に行っていますので、今後とも協議を行い事業の進捗を図ってまいります。
4 22ページ(まちづくりの主な課題について:都市基盤分野)
水と緑の環境づくりでは、行幸湖においては県と共同で改善はみられるが、幸手市の中央を流れる倉松川では、水質、夏季の雑草の異常繁殖。
市指定のふれあい散策路の状態は皆無、倉松川の環境は最悪、埼玉県と協議し改善へ。
水質汚濁については、県や流域を構成する市町と連携し、河川の水質汚濁の解消に努めております。また、雑草対策につきましては、ご意見のなかにもございますが、埼玉県へ、対応を要望してまいります。
ふれあい散策路につきましては、総合振興計画の中の「6-2 豊かな住環境の整備」の施策の内容に掲載のとおり、今後、路線の再評価と整備の促進を図ってまいります。
5 22ページ(まちづくりの主な課題について:都市基盤分野)
人口減少は止められない。幸手市の検討施策として独自に考え、今後、住宅地は、現在、100平方メートル以上に定められている所を300平方メートル以上にし、ゆとりを楽しむ人々に定住していただく方法など。
当市において市街化区域では、幸手市開発行為等指導要綱の規定により開発行為等による区画の最低敷地面積が100平方メートル以上、また、香日向地区においては地区計画に基づき150平方メートル以上となっています。市街化区域内は建物が密集しており、最低敷地面積を300平方メートル以上とすると、敷地を確保することが難しい場合も考えられますので、現状では、100平方メートル以上としております。
なお、市街化調整区域においては、敷地の無秩序な細分化を防止し、良好な自然的環境に融和した開発行為を誘導するために、市の条例により最低敷地面積を300平方メートル以上としており、現在も1区画300平方メートル以上のゆとりある敷地での住宅等の開発が行われています。
6 62ページ(教育について)
外国府間近辺には、多目的広場や公園、テニスコート、公民館もなく、若い納税者を永住させ発展させるため、これらの施設を増設してほしい。(主にスポーツ施設)
また、来客人数に比べ、図書館本館の職員数が多すぎる。適正な人数配置により減数を。
  現在、埼玉県では県営権現堂公園の事業を進めています。権現堂公園のうち、1号公園にはソフトボールや少年サッカーなどが行える球技広場や多目的運動広場、遊具広場が整備されています。また現在整備中の2号公園には、多種の施設が整備される予定で市民の憩いの場となることを期待しております。
  また、図書館については、指定管理制度を導入し、民間事業者が決められた管理料の中で、施設運営を行っております。その中で、民間事業者において、サービス提供に必要な人員を配置しております。利用者のサービス低下にならないよう、適正な人員配置を指導して参ります。
7 70ページ(国際交流について)
(1)語学教室の開催が分かりにくいので、幸手市のwebからリンクを貼って、情報を整備してほしい。
(2)語学教室の開催にあたり、受講料の補助金を出してほしい。
(1)情報整備につきましては、検討してまいります。
(2)国際交流協会の活動へ補助金を交付しており、市から語学教室受講料の補助金の交付は考えてございません。
8 82~87ページ(健康・医療について)
(1)乳がん、子宮頸がん、歯科検診を無料で受けられる年齢を4年に1回以上へ。(参照:東京都荒川区)
(2)健康相談を夜間(午後6時~午後11時)、土日祝日(午前9時~午後7時)にできる電話オペレーターの配置や、土日祝日に窓口相談ができるようにし、病院へ行くまでもない患者との切り分けや医療費削減を。
(3)健康づくりに関する事業は、平日開催が多く、講座や説明会に参加できないので、日祝日の朝や夜の実施を希望。
今後の施策や事業実施について検討する際の貴重なご意見として承ります。
9 96~98ページ(交通安全・防犯について)
外国府間交差点近くに、国道4号の下をくぐる道路(外国府間から久喜へ行く)があるが、いつも事故の目撃者を捜している看板が立っており危険な場所なので、人感センサー付きのLEDライトを増設し事故の予防をしてほしい。
施策を実施する上で、必要性の検討をしてまいります。
10 98、120ページ(安全対策について)
(1)自転車置き場の収容台数が大幅に不足している。また、24時間利用した時の料金が他に比べ高い。8時間ごとではなく、少なくとも15時間可能なら、24時間ごとの課金にしてほしい。
(2)幸手駅の近くに、自動車の立体駐車場を増設してほしい。
(3)行幸湖(外国府間)から権現堂公園へ行くマラソン歩道に500m間隔にLED電気を付けてほしい。夜、真っ暗で、路面もデコボコしており、つまづいたり、自転車で転倒し、若者や高齢者にも危険である。マラソン大会時も古くからある小さいトイレ近くの通路が2~3人しか通れず、道路幅を広くしてほしい。
(1)駅周辺にある民間の駐輪場で充足しているものと考えております。
(2)現在、幸手駅の東口には、約80台程度収容できる
大型の民間駐車場もあり、市として、駐車場の設置を
する考えはございません。
(3)行幸湖の遊歩道は市道ではなく、埼玉県で管理しておりますので、路面の凹凸や通路幅員の件は埼玉県に情報提供をいたします。
11 104ページ(ごみについて)
ごみの分別化の徹底は時代に逆行していないだろうか?
細分化しすぎて住民負担が大きすぎるように思う。もっと簡素化し外国人にも受け入れられるようなシステムにすべき。リサイクルショップにもっていっても引き取ってもらえない食器など未だ利用できるのに泣く泣くゴミとして捨てないで利用できるシステムを作ってもらいたい。
駅周辺などに常時ゴミ出しができる施設を作ってもらいたい。誰しもが曜日に合わせてゴミ出しができるわけではない。葛西用水路や倉松川の土手にごみが捨てられる理由の一つは常時ごみが捨てられる場所がない事で環境悪化を招いていないだろうか?
ご意見・ご提言にございます「利用できるものをごみとして捨てずに利用できるシステム」は、まさに4R運動の考え方に合致するものです。総合振興計画では、その4R運動に関し、市民・事業者等、行政が取り組むべき内容として、「協働の役割」をお示ししてございます(P104・105「4-7 廃棄物の排出抑制」)。なお、この4R運動をより有効なものにするには、ごみの分別の細分化が前提となりますので、引き続き市民の皆様のご理解とご協力をお願いしたします。
また、常時ごみ出しのできる施設につきましては、衛生面や環境美化等の面で問題化している事例も多く、現在のところ設置の予定はございませんが、今後も引き続き、ごみの抑制はもとより、分別意識の高揚及びごみの収集体制の充実を図ってまいります。
12 108~110ページ(観光について)
さくらまつり時、南栗橋駅から権現堂公園へ行く(行幸湖経由)標識と幸手ICから権現堂公園駐車場までの標識の増設と大きく見やすくしてほしい。
さくらまつり会場への案内については、幸手駅から案内マップの配布や近隣市町の主要道路等に案内看板を設置しているところです。
今後も、他市から車や徒歩でお越しいただく観光客の皆様にわかりやすい看板の設置、増設に努めてまいります。
なお、総合振興計画への掲載については、素案中の「交通渋滞緩和対策」の施策の一環として対応します。
13 114ページ(農業について)
農作物直売所の電話番号・住所の載ったマップを作成し、配布してほしい。(久喜市は有り。例:イチゴ、米、花、果物)
ご意見をいただきました農産物直売所マップの作成・配布につきましては、貴重なご提案として「3)地元農産物の利用促進と高付加価値化への支援」の施策を進めていく中で検討してまいりたいと考えます。
14 115ページ(農業について)
体験型農業の制度を農家に呼びかけ新設する。
荒れ地開発や都心から幸手ICを下りて気軽に農業ができ、収穫もでき、観光客も呼び込めるのでは。
ご意見をいただきました体験型農業の制度新設につきましては、貴重なご提案として「4)農業に親しむ機会の充実」の施策を進めていく中で、観光振興の観点も踏まえ検討してまいりたいと考えます。
15 118ページ(土地利用について)
圏央道建設に伴ってできた道路下の遊休地の利用を検討してもらいたい。
例えば、テニスコート、スケートボード場、ボルダリング施設を作り更にそのプロショップも誘致する。施設デザイン照明施設や雨除けも必要。ある程度の利用者負担は必要であろう。定期的な大会を開催し市の活性化を図る。
圏央道高架下利用につきましては、過去にもグラウンドゴルフやゲートボールのスペースとして利用が可能か、国土交通省や東日本高速道路株式会社(ネクスコ東日本)と相談しましたが、占用(利用)の目的や占用者による橋脚点検及び橋脚保護等の諸条件により、実施に至らなかった経緯があり、高架下の利用は難しいと考えています。
16 120ページ(公園整備について)
外国府間の権現堂公園(未整備)に、一年中観光客が遊べるアスレチックや体験型の屋根付きテーマパークを整備してほしい。
権現堂公園(未整備)につきましては、県営公園(2号公園)として埼玉県が整備を進めています。遊具やデイキャンプ場の計画がございますが、屋根付きテーマパークの整備計画はございません。
17

126ページ(道路について)

(1)幸手ICから、五霞や権現堂桜堤まで直線道路を増設してほしい(国道4号に出るのに不便、さくらまつり時の渋滞回避)
(2)外国府間交差点の右折道路が急カーブで事故が多いため改善してほしい。また、外国府間から権現堂公園(未整備)・カヌー置場まで道路を広く直線にし、視界をよくしてほしい。

(1)幸手市から五霞町に向けては、現在、埼玉県により都市計画道路幸手五霞線の中川に架かる橋梁の整備が進められております。また、市道1-18号線(幸手消防署の前の道路)から橋梁までの区間の道路整備も順次進められる予定となっています。
幸手ICから権現堂桜堤までのアクセスについては、市道1-23号線(アスカル幸手の前の道路)や都市計画道路幸手五霞線等をご利用いただきますようお願いいたします。
これにより、幸手ICから五霞や権現堂桜堤までの直線道路の増設は検討しておりません。

(2)今回の総合振興計画の中では、都市計画決定をされた道路以外の路線については、個別の路線の整備に関しては記載してはございません。当該路線については現時点では整備計画はございませんが、整備を行う際にはご意見を参考とさせていただきます。
18 128ページ(デマンド交通について)
(1)年齢にかかわらず一律の料金にしてほしい。(久喜市は同額)
(2)久喜市と連携して、久喜市へも乗降可能にしてほしい。
(3)台数を時間帯で増車してほしい(タクシー会社と連携)
(1)デマンド交通運営の参考とさせていただきます。
(2)市外へ連絡する公共交通がありますことから、運行区域は市内としております。
(3)今後のデマンド交通運営の参考とさせていただきます。

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