郷土資料館 令和元年度特別展

貝が語る幸手の海

現在の幸手市の地形の大半は沖積低地ですが、江戸川沿いの槙野地は標高の高い下総台地の西縁に位置しています。この台地にある槙野地原遺跡と槙野地北遺蹟の発掘調査で確認された幸手市の貝塚は、埼玉県最北の貝塚です。ここには、アサリ、カキ、ハイガイ、オキシジミ、ハマグリ、シオフキ、オオノガイなどが含まれ、タイ科魚類の骨も見つかっています。このように、貝塚は、縄文時代前期の槙野地の人びとが、砂質の干潟が広がる浅い海に面した自然環境で、貝や魚を採り食べていたことを示しています。

この特別展では、まず、槙野地原遺跡と槙野地北遺蹟の貝塚に焦点をあて、これまでの発掘調査で判明した縄文時代の幸手に、海辺の暮らしがあったことを知っていただきたいと思います。あわせて、同じく下総台地の奥東京湾東縁に位置する埼玉県内の近隣市町(杉戸町・春日部市・松伏町)の貝塚を紹介することで、奥東京湾の海進と海退という自然環境の歴史にも思いをはせていただきたいと思います。

貝が語る幸手の海ポスター

展示の内容

幸手市:槙野地原遺跡・槙野地北遺跡

杉戸町:木津内貝塚

春日部市:貝の内遺跡・作之内遺跡・神明貝塚

松伏町:本郷貝塚

関連事業

ワークショップ
貝のキーホルダー

貝のキーホルダーを作ろう!

貝殻に色を塗ったり、ビーズなどを貼ってオリジナルキーホルダーを作ってみましょう。

日時: 11月17日 日曜日

(1)午前10時から正午

(2)午後1時30分から午後3時30分

申込み:不要(各回先着順10名程度)

参加費:無料

記念講演会

奥東京湾を中心とした埼玉の海 ー人類が手に入れた初めての調味料ー

日時: 令和2年1月26日 日曜日 午後1時30分から3時

会場: 幸手市郷土資料館 2階講座室

講師: 田中和之氏(蓮田市教育委員会)

定員: 50名(先着順、要事前申込)

申込: 令和2年1月8日 水曜日 午前9時から(電話にて)

幸手市郷土資料館 0480-47-2521

この記事に関するお問い合わせ先

幸手市郷土資料館

〒340-0125
埼玉県幸手市大字下宇和田58番地4
電話・ファックス 0480-47-2521

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更新日:2019年11月07日